印相・印契
2009年12月02日

皆様方の熱いご声援のおかげで
十七日間に及ぶ長い断食行も終えられました。
えぐり削られたようにゲッソリと、
肉がコケ落ちた頬に、深い影が出来ております。
まるで、デーモン小暮のチークのようにw
頬骨が突起しすぎてか、
携帯で話す時、当たって非常に違和感があります。
断食前は、ふっくら頬っぺに
画面に痕が付く位、ピタっとくっついてましたがw
然し、
ものの何日もしない内に・・
あっ!・・・っちゅう間に・・
クレヨンしんちゃんの
プリプリ頬っぺに戻るので大丈夫♪
なにが大丈夫やねん?w
いやいや、
武掌さんのコメントにも御座いましたが、
あの、ハイパーすき焼き丼のボリュームを
見ていただければ、私の巨食漢さを予測するのは難しくないかと。
そうそう、
今回はコメントで、ご質問戴いた、
トオルさんと、ジャガーヌさんにお答えしまひょかね。
断食絡みなんで、まずはジャガーヌさんから。
> 断食って決めたらおなか減らないのですか?
そら減りますってアンさん(爆。
空腹感を精神で無視は出来まへん。ただ・・
ひたすら空腹感と闘うだけです。
更には、アレが喰いたい、是が食いたいっちゅう
好みのモノを喰いたいっちゅう、願望を強制的に抑制するんです。
ですから、"無視"と云うよりは、
"忘れる"と云う感覚ですかね。
自分は、"食べる"と云う行為を行なう
生き物だと云うこと自体を。
例えばね、
極力、喰いモンのことを考えやんようにしよとか、
仕事や愉しいことに没頭にしとって、たまにランチ忘れるって
こともありますでしょ?
私は能うありました。
仕事しとって、気ぃついたら何も食わんと夜んなっとったとか。
然し、
それは一日とかやと、たまたま出来たりもしますし
俗世(ぞくせ≒一般社会)から遠く離れた、山寺に身を置いて
やるとなると、没頭もしやすいでしょう。諦め感もあります。
然れど、
私の修行法は、日々是修行(じつじつこれしゅぎょう)。
即ち、
皆さんと変わることのない、毎日のルーティンにおいて、
社会の中の実生活のど真ん中に、身を置きながらの修行法を、
自身の体感を通し、皆さんにお伝えしとるのがミソでして。
そやさかい、
主夫やっとるから、毎日料理も作るし
食材買いに、喰いモンだらけのスーパーにも行きます。
なので、
"食"と云うもの自体を、無視することは出来まへん。
そやから、
耐えるしかないんです。
>
> とってもおなかがすいてお菓子とかたくさん食べちゃうと、
>『断食失敗!!』みたいになってしまうんですか?
その通りでんな。
そこで終りですわ。
ダイエットならいいでしょうけどね少々は。
まず、ハッキリ申上げておくと
ダイエットと断食は全然、違います。
単に減量目的のダイエットとちゃうから私は、
リバンドなんぞ、屁ぇとも思わず満行(まんぎょう≒行を解く)
したら、いきなりガーガー喰うてるんです。
断食行は、行(ぎょう)ですから修行。
初めて断食行に挑んだときに書いたような気がしまっけど
お給仕の際に、指先にくっついた
ご飯粒、一粒すら口に入れまへん。
私の場合は、水のみです。
そやからポテチ一枚、口に入れた時点でブブー!
ゲームオーバーです。レッドカード!退場〜みたいなw
女性の方などは、出来れば野菜系や果実系の
ジュースなどを途中、飲まれて栄養補給した方が
宜しいかとは思いますが。お肌に悪いですからね。
体重を減らす、腹を引っ込める
断食の目的は、そーゆーことではなく、
あくまで精神鍛錬ですさかいね。
こんな感じのお返事で宜しいでしょうか?
またなんぞありましたら、いつでもどうぞ。
さて、トオルさん。お待たせしましたね。
> 聖天印を教えては頂けないでしょうか。
とのことですが。
お近くに聖天さまを祀る寺院がないと。
まーただそれだけでお教えすることは・・
とも考えたのですが、
>生涯かけてのご縁と身の覚悟も出来ているつもりなのです
>一心を込めてご真言を印を結んで唱えたいと
との言葉に、共に生涯を駆けるものとして
胸を打たれましたので、特別にお応え致しましょう。
但し、
聖天さまは私たち、聖天信仰者にとっては
尊天上様。即ち、王よりも尊大なお方です。
その聖天さまの印契を、正直に申せば
不特定多数が閲覧可能なWEB上での公開は
全く抵抗がないワケでは御座いませんが、
期間を限定して公開致します。
数日後に画像を削除致しますので、
トオルさん、出来ればご覧になったらコメントを
戴けますれば、是幸いに存じます。
因みに私が、この印契を結ぶときは・・
1、尊天上様への五体投地の際
2、勤行中に尊天上様の御名を称えるとき(御真言)
3、いつなんどきでも心に尊天上様を思うとき
補足しますと、
2、の御真言をお唱えするときと申すのは、
私は、大聖歓喜天使咒法経を読誦しております。
この経の中に、何度も尊天上様の御名が記されております。
その際、その度と云うことと
読誦中に限らず、平素の生活の中、
或いは寺院参詣時などにおいても、御名を称えるときは
すべての瞬間に、この印契を結んでおります。
聖天さまの御真言は以下の通り。
1、
「オン キリ ギャク ウン ソワカ」
2、
「オン ギャク ギャク キリ オン カ ウン ハッタ」
3、
「ノウボビ ノウヨクキャ シャカシッチ ボキャシャ
タニャタ オン ノウヨクキャ ノウヨクキャ ビノウヨクキャ
ビノウヨクキャ タラヨクキャ ハラタラ ヨクキャ
ショウギャキャ シッチ ショウギャキャ シッタ
センジ キャラ ソワカ」
陀羅尼
「ナモ ビナヤキャ シャカ シツチ ボキャシャ タニャ
タアチャ ナチャ シュバテイ ヤウ シツダン キャヤ シバ
タハヤバ ダサ シャヤ バリバチ ソワカ」
それぞれの意味については、出来ますれば
過去記事の、歓喜天(聖天)を熟読下さい。
尚、堅い決意の元、重々承知されておるとは存じますが
尊天上様との仏縁自体、是洵希有なる奇しき御導き也。
トオルさんも私と同じ男であれば、
男が腹をくくった以上、不退転の志しを以って望んで下さいませ。
やめないこと。
ただ、それだけが信仰の根幹であります。
長くなりましたが、
それでは参りましょう。
他の印契同様に右手(仏の手)が上に来る基本は 同じです。
慣れるまでは、この順序で結べば覚え易いでしょう。

1、
まず、
小指と薬指を重ねる

2、
次に、
中指を立てて指先を合わせ
更に、
人差し指を少し曲げて、中指の背に合わせる

3、
最後に、
親指を更に曲げて、人差し指の根元に合わせる

正面から見ると、
こんな感じです。
メッチャ分かりずらいですがw
それではトオルさん、
頑張って、互いに日々精進に励み参りましょう。
ご質問、有難う御座いました。
本日もご愛読、ご訪問
誠に有難う御座います。
毎度おおきに。
感謝合掌
北斗法蓮 百拝
2008年03月20日
今日は、もっと皆さんに密教に親しみを感じていただくため、初心者向きの内容です。芦屋の知己殿のような、ベテラン遍路のヘビーな読者さまには申し訳ありませんが、趣旨をご理解下さいまし(笑。
印・印相・印契(ムドラー)とは、バラモン教をルーツとする、仏像や僧侶、行者が両手を組み合わせたり、それぞれの形で表現しているサインのことを云う。
印の結び方について以前、印(印相・印契)とは何か? という稿で、詳しく触れたときに、比較的カンタンな印や自分の念持仏、或いは守護仏一つからでも覚えると、以外に勤行や巡礼も楽しくなると書いた。
自分にとって、修行や密教を追求したりすることは、決して辛いことではない。仕事も家庭も放ったらかしにしたいぐらい、楽しくってしょーがない時の方が多い(笑。
本来、お大師さんの目指した現世利益の真言密教も、殊更明るい未来を示し、現世に勇気を与え生きる活力とするものだったと思う。辛気臭い根暗なものではなく、増して世間に後ろめたいものなどある筈もない。
きっと、キラキラとダイヤモンド(金剛)のように輝く、明るい思想だったと思う。この辺りの、「なぜ密教なのか?」と云う、大きなテーマについては今後、是非とも書きたい稿なので、今回は割愛させていただく。
さてさて、話しを印に戻して。
自分は、最初に覚えた印が「金剛界大日如来」。次が、守護仏の普賢菩薩、そして持念仏の大黒天・・と順々に、本屋で立ち読みしながら覚えていった(笑。
そんな自分も今、毎日の勤行では、これからご紹介する十三仏に加え、三面大黒天(大黒天・毘沙門天・弁財天の三つの印)、龍王印、北辰妙見、愛染明王、千手観音と全部で二十の印を結んでいる。
皆さんも一つ二つと印を覚えたら、次は是非、十三仏の印を全部覚えてしまおうではないか。
辞書によれば、「十三仏とは閻魔さんを始めとする十王信仰に基づく、冥途の裁判審理を司る、裁判官の本地とされる仏。」
ハイ、なんのことかサッパリ分かりません。しかも噛み砕いてんのに(笑。
要するに、冥途の裁判所における審判の弁護士役が、十三仏。ここの審判って、アレよ。初七日〜三十三回忌までのね、アレ。
真言宗の在家さんか、檀家さん信徒さんなら、朝晩の勤行時にお唱えしている経本『真言宗在家勤行法則』の次第にあり、真言宗在家では良く唱えられるご真言なので、良くご存知ですね。
遍路では各札所の御詠歌入りだったりする、歩き遍路に持参した、『四国八十八ヶ所勤行次第』ってのがありますね。内容は同じ真言宗でも修派によって多少、順序や内容は違っても大体次の通り。
・開経偈
・懺悔
・三帰
・三竟
・十善戒
・発菩提心
・讃摩耶戒
・十三佛真言
・観音経偈
・般若心経
・光明真言
・御宝号
・回向
この中の十三仏(真言)は、審理の順に以下のように登場する。
初七日(七日目) 不動明王(秦広王)
二七日(十四日目) 釈迦如来(初江王)
三七日(二十一日目) 文殊菩薩(宋帝王)
四七日(二十八日目) 普賢菩薩(五官王)
五七日(三十五日目) 地蔵菩薩(閻魔王)
六七日(四十二日目) 弥勒菩薩(変成王)
七七日(四十九日目) 薬師如来(泰山王)
百か日(百日目) 聖観世音菩薩(平等王)
一周忌(一年目) 勢至菩薩(都市王)
三回忌(三年目) 阿弥陀如来(五道転輪王)
七回忌(七年目) 阿閃如来(蓮華王)
十三回忌(十三年目) 大日如来(祇園王)
三十三回忌(三十三年目) 虚空蔵菩薩(法界王)
ハイ、それでは十三仏真言を唱えながら印を結びましょう。
ついでなので、この際、ご真言も覚えちゃいましょう。遍路や巡礼でこれが出来ると、カッコいいぞぉ〜 って、いいのよ、そんな動機でも最初は。 楽しくなったモン勝ち(笑
*今回、不動明王など、幾つも印相がある仏は、主に代表的な物を選びました。しかし、どれも自分が毎日の勤行で結んでいる印ですよ。
1、不動明王(不動根本印)
のうまく さーまんだ ばーさらせんだ まーからしゃーな そわたや うんたらたかんまん
2、釈迦如来(智吉祥印)
のうまく さーまんだ ぼだなんばく
3、文殊菩薩(文殊剣印)
おん あらはしゃ のう
4、普賢菩薩(三昧耶印)
おん さんまや さとばん
5、地蔵菩薩(地蔵根本印)
おん かかか びさんまえい そわか
6、弥勒菩薩(弥勒菩薩印)
おん まえたれいや そわか
7、薬師如来(薬壷印)
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
8、聖観音(八葉印)
おん あろりきゃ そわか
9、勢至菩薩(大勢至菩薩印)
おん さんざんさく そわか
10、阿弥陀如来(阿弥陀定印・上品上生)
おん あみりたていぜい からうん
11、阿閃如来(触地印・降魔印)
おん あきしゅびやうん
12、大日如来(智拳印)
おん あびら うんけん ばざら だとばん
13、虚空蔵菩薩(虚空蔵宝珠印)
のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おんあり きゃまりぼり そわか
参考:イラストでわかる 密教 印のすべて
ハイ、お疲れ様でした!
感謝合掌
法蓮 百拝
印・印相・印契(ムドラー)とは、バラモン教をルーツとする、仏像や僧侶、行者が両手を組み合わせたり、それぞれの形で表現しているサインのことを云う。
印の結び方について以前、印(印相・印契)とは何か? という稿で、詳しく触れたときに、比較的カンタンな印や自分の念持仏、或いは守護仏一つからでも覚えると、以外に勤行や巡礼も楽しくなると書いた。
自分にとって、修行や密教を追求したりすることは、決して辛いことではない。仕事も家庭も放ったらかしにしたいぐらい、楽しくってしょーがない時の方が多い(笑。
本来、お大師さんの目指した現世利益の真言密教も、殊更明るい未来を示し、現世に勇気を与え生きる活力とするものだったと思う。辛気臭い根暗なものではなく、増して世間に後ろめたいものなどある筈もない。
きっと、キラキラとダイヤモンド(金剛)のように輝く、明るい思想だったと思う。この辺りの、「なぜ密教なのか?」と云う、大きなテーマについては今後、是非とも書きたい稿なので、今回は割愛させていただく。
さてさて、話しを印に戻して。
自分は、最初に覚えた印が「金剛界大日如来」。次が、守護仏の普賢菩薩、そして持念仏の大黒天・・と順々に、本屋で立ち読みしながら覚えていった(笑。
そんな自分も今、毎日の勤行では、これからご紹介する十三仏に加え、三面大黒天(大黒天・毘沙門天・弁財天の三つの印)、龍王印、北辰妙見、愛染明王、千手観音と全部で二十の印を結んでいる。
皆さんも一つ二つと印を覚えたら、次は是非、十三仏の印を全部覚えてしまおうではないか。
辞書によれば、「十三仏とは閻魔さんを始めとする十王信仰に基づく、冥途の裁判審理を司る、裁判官の本地とされる仏。」
ハイ、なんのことかサッパリ分かりません。しかも噛み砕いてんのに(笑。
要するに、冥途の裁判所における審判の弁護士役が、十三仏。ここの審判って、アレよ。初七日〜三十三回忌までのね、アレ。
真言宗の在家さんか、檀家さん信徒さんなら、朝晩の勤行時にお唱えしている経本『真言宗在家勤行法則』の次第にあり、真言宗在家では良く唱えられるご真言なので、良くご存知ですね。
遍路では各札所の御詠歌入りだったりする、歩き遍路に持参した、『四国八十八ヶ所勤行次第』ってのがありますね。内容は同じ真言宗でも修派によって多少、順序や内容は違っても大体次の通り。
・開経偈
・懺悔
・三帰
・三竟
・十善戒
・発菩提心
・讃摩耶戒
・十三佛真言
・観音経偈
・般若心経
・光明真言
・御宝号
・回向
この中の十三仏(真言)は、審理の順に以下のように登場する。
初七日(七日目) 不動明王(秦広王)
二七日(十四日目) 釈迦如来(初江王)
三七日(二十一日目) 文殊菩薩(宋帝王)
四七日(二十八日目) 普賢菩薩(五官王)
五七日(三十五日目) 地蔵菩薩(閻魔王)
六七日(四十二日目) 弥勒菩薩(変成王)
七七日(四十九日目) 薬師如来(泰山王)
百か日(百日目) 聖観世音菩薩(平等王)
一周忌(一年目) 勢至菩薩(都市王)
三回忌(三年目) 阿弥陀如来(五道転輪王)
七回忌(七年目) 阿閃如来(蓮華王)
十三回忌(十三年目) 大日如来(祇園王)
三十三回忌(三十三年目) 虚空蔵菩薩(法界王)
ハイ、それでは十三仏真言を唱えながら印を結びましょう。
ついでなので、この際、ご真言も覚えちゃいましょう。遍路や巡礼でこれが出来ると、カッコいいぞぉ〜 って、いいのよ、そんな動機でも最初は。 楽しくなったモン勝ち(笑
*今回、不動明王など、幾つも印相がある仏は、主に代表的な物を選びました。しかし、どれも自分が毎日の勤行で結んでいる印ですよ。
のうまく さーまんだ ばーさらせんだ まーからしゃーな そわたや うんたらたかんまん
のうまく さーまんだ ぼだなんばく
おん あらはしゃ のう
おん さんまや さとばん
おん かかか びさんまえい そわか
おん まえたれいや そわか
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
おん あろりきゃ そわか
おん さんざんさく そわか
おん あみりたていぜい からうん
おん あきしゅびやうん
おん あびら うんけん ばざら だとばん
のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おんあり きゃまりぼり そわか
参考:イラストでわかる 密教 印のすべて
ハイ、お疲れ様でした!
感謝合掌
法蓮 百拝
2008年02月23日
昨夜行なった、大黒天一日千座行の補足になるが、『印』について具体的に述べていなかったので、今日はもう少しご紹介していこうと思ふ。
三面大黒天の印の結び方
云うまでもなく、三面大黒天は、『大黒天』『毘沙門天』『弁財天』の三神合体仏であるから、ご真言同様に印相もそれぞれに結ぶのが正しい。 と、されているが実は『三面大黒天』そのものの、『印相』もある。
順次ご紹介すると、左から・・
大黒天の印 弁財天の印 毘沙門天の印

大黒天の印の結び方
内縛して、無名指(むめいし)と小指(しょうし)を立てる。
怨敵の調伏、商売繁盛、除災招福などを掌る(つかさどる)。
印名:大黒天神印
ご真言:『おん まか きゃらや そわか』
梵名:マハーカーラ
弁財天の印の結び方
左の五指を伸ばして仰向けにし、へその辺りに置く。右手は大指と頭指で輪を作り、残った三指は伸ばす。右手を左手の上で回転させ、琵琶(費拏ひな)を弾く様にする。
印名:弁財天費拏印・宇賀天神印
音楽、文学、技芸などを守護し、財福を掌る。
ご真言:『おん さらすばてぃー えい そわか』
梵名:サラスヴァティー
毘沙門天の印の結び方
虚心合掌し、小指のみ内縛する。大指は並べて立て、頭指は立てて開き、第一関節を屈する。(画像はあんまし曲がってない(笑) 残った中指と無名指は、立てて合わせる。
印名:多聞天印(毘沙門天印)
戦いを掌り、北方に関する一切の守護を担う。
ご真言:『おん べいしら まんだや そわか』
梵名:ヴァイシュラヴァナ
そして、これが三面大黒天の印の結び方
中指と無名指の第二関節を曲げて合わせ、残った大指、頭指、小指をそれぞれ立てて合わせる。 大切なのは、三面大黒天の絶大なる力を、自分の内面から拳の内側に、満ちるよう想いを強化して行く。
ここまで読まれて、『無名指』や、『内縛』など、ちょっと聞きなれない言葉に、「なんのコッチャ?」と、思いつつも、賢明な読者さまならば、画像と照らし合わせれば、フムフムあの事を云ってんだな? と、お察し頂けたかと思う。
釈迦に説法だが、いちおー補足すると、弘法大師が「これぞ、即身成仏を実現し得る秘法じゃ!」と、唐から日本に持ち帰った、密教行法三大中核修法、いわゆる三密(身密・口密・意密)の一つ、自らの体と御仏の体を重ね合わせる、身密(しんみつ)である、密教の「印」において、指使いは大変重要な役割を示す。
インドの伝統文化である、ムドラー(指や腕を使った古典舞踊)を起源とする、印の結び方は、仏教書に記された物があるが、独特の呼称や表現で書かれており、我々素人には、なんのコッチャか、サッパリ分かりまへん(笑。
しかし、噛み砕かれた本を読んでも、最低限覚えておかねばならないのが、指の名称や、『内縛』など基本的な印の結び方である。
これを、まず覚えてしまえば、大抵の本屋に並んでいるような、印に関する本を立ち読みしただけでも、二つや三つは覚えて帰れる。 実際、自分も本を買うまでは、十個ぐらいの印を立ち読みして覚えた(笑。
各指(十指)の名称と意味、その働きについて知りたい人は
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三面大黒天の印の結び方
云うまでもなく、三面大黒天は、『大黒天』『毘沙門天』『弁財天』の三神合体仏であるから、ご真言同様に印相もそれぞれに結ぶのが正しい。 と、されているが実は『三面大黒天』そのものの、『印相』もある。
順次ご紹介すると、左から・・
大黒天の印 弁財天の印 毘沙門天の印

大黒天の印の結び方
内縛して、無名指(むめいし)と小指(しょうし)を立てる。
怨敵の調伏、商売繁盛、除災招福などを掌る(つかさどる)。
印名:大黒天神印
ご真言:『おん まか きゃらや そわか』
梵名:マハーカーラ
弁財天の印の結び方
左の五指を伸ばして仰向けにし、へその辺りに置く。右手は大指と頭指で輪を作り、残った三指は伸ばす。右手を左手の上で回転させ、琵琶(費拏ひな)を弾く様にする。
印名:弁財天費拏印・宇賀天神印
音楽、文学、技芸などを守護し、財福を掌る。
ご真言:『おん さらすばてぃー えい そわか』
梵名:サラスヴァティー
毘沙門天の印の結び方
虚心合掌し、小指のみ内縛する。大指は並べて立て、頭指は立てて開き、第一関節を屈する。(画像はあんまし曲がってない(笑) 残った中指と無名指は、立てて合わせる。
印名:多聞天印(毘沙門天印)
戦いを掌り、北方に関する一切の守護を担う。
ご真言:『おん べいしら まんだや そわか』
梵名:ヴァイシュラヴァナ
そして、これが三面大黒天の印の結び方
中指と無名指の第二関節を曲げて合わせ、残った大指、頭指、小指をそれぞれ立てて合わせる。 大切なのは、三面大黒天の絶大なる力を、自分の内面から拳の内側に、満ちるよう想いを強化して行く。ここまで読まれて、『無名指』や、『内縛』など、ちょっと聞きなれない言葉に、「なんのコッチャ?」と、思いつつも、賢明な読者さまならば、画像と照らし合わせれば、フムフムあの事を云ってんだな? と、お察し頂けたかと思う。
釈迦に説法だが、いちおー補足すると、弘法大師が「これぞ、即身成仏を実現し得る秘法じゃ!」と、唐から日本に持ち帰った、密教行法三大中核修法、いわゆる三密(身密・口密・意密)の一つ、自らの体と御仏の体を重ね合わせる、身密(しんみつ)である、密教の「印」において、指使いは大変重要な役割を示す。
インドの伝統文化である、ムドラー(指や腕を使った古典舞踊)を起源とする、印の結び方は、仏教書に記された物があるが、独特の呼称や表現で書かれており、我々素人には、なんのコッチャか、サッパリ分かりまへん(笑。
しかし、噛み砕かれた本を読んでも、最低限覚えておかねばならないのが、指の名称や、『内縛』など基本的な印の結び方である。
これを、まず覚えてしまえば、大抵の本屋に並んでいるような、印に関する本を立ち読みしただけでも、二つや三つは覚えて帰れる。 実際、自分も本を買うまでは、十個ぐらいの印を立ち読みして覚えた(笑。
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2008年01月18日
先日、三面大黒天及び大黒天の、最も簡単な祈祷法(招福法)と大国天神経について触れたが、今日はもう一歩進んだ祈祷法をご紹介しよう。
三面大黒天から福を招き、ご利益を得る招福法には甲子祭など寺院で行われている、難しい修法も含めて幾つもあるが、ここでは特別な専門知識が無くても、比較的素人でも出来る方法をお教えする。
但し断っておくが、特に三面大黒天はご利益が非常に高い反面、フザけた気分や遊び半分な祀り方を行うと、霊障が起き尊天から戒めを受けると云われている。脅かすワケでもなくあくまで一説だが、同じやるなら真面目に心から切に願いを乞い奉る、そんな気持ちが必要なのは云うまでもなく、疑心暗鬼や冗談半分では、ご利益に授かれるなどあろうハズがない。信じる者こそは救われるのだ。本来はマハーカーラ(偉大なる暗黒)「大暗黒天」とも呼ばれる、戦闘と死を司る神であることをお忘れなく。
摩訶迦羅の話しが出たところで、本当の大黒天のお姿は、現在のイメージと全くかけ離れた、恐ろしい形相をしているのをご存知だろうか?現在でこそ大黒天は、福与かな表情で優しい微笑みを湛え、七福神を始め庶民に親しまれてきた。また神道では、大国主命信仰(おおくにぬしのみこと)と、仏教では天部の守護神として習合され民族信仰化し、日本文化に深く根付いてはいるが実は全く違うのよ。本来はヒンドゥー教シヴァの分霊神、夜の化身で憤怒の表情をしているのだ。
画像が少々見難くくて申し訳ないが、これが胎蔵界血曼荼羅(金剛峯寺)における三面大黒天である。三面三目六臂(三つの目、三つの顔、六つの手)で、二本の牙をむき出し、青黒い肌に炎のように逆立った髪、胸にドクロを貫いた瓔珞(ようらく=ペンダント)を着け、腕に毒蛇の臂釧(ひせん=ブレスレット)、右手は跪き合掌する、人間の頭髪を容赦なく引っ掴み、左手にもだらんと子羊の角をぶら下げている。更に別の両手で鋭い剣を持ち、白象の革を剥いだマントを羽織ろうとしている。とても今の「大黒さん」からは、想像もつかないお姿であり、完全に戦闘神の様相を呈している。また摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな=サンスクリット語Vairocanaバイローチャナ=光明遍照=大日如来)の化身ともされる。
三面大黒天の話しをし出すと枚挙に暇がなく、また脱線しまくった前置き長すぎやっと本題かい!(笑。
実は太閤秀吉と三面大黒天の関係も、実に興味深いが、ここでは割愛し後日まとめよう。

【大黒天一時千座行】
やっと始まる(笑 ここに紹介する祈祷方法は一般的な物であり、宗派や寺院によっても若干修法の手順など、違いが生じることもあるらしい事も付加えておく。出来れば「子の刻」午後11時〜深夜1時に行い、ご本尊は当然開眼した三面大黒天、若しくは大黒天であるべき。
1、まず黒豆と米をそれぞれ千粒用意する。ナンだか料理番組みたいだが、キチンと数えなければならないので、これが結構大変だ。慎重にやらないと、落したり手に引っ付いてたりして、数えなさないとならなくなる。特に米は小さいのでピンセットで掴んだ方が良い。大体一合の三分の一カップで千粒だった。それぞれ水で清め、残った水分を切ってお供えする。
3、勿論、自分自身の心身も清める。時間も時間だし風呂上りが良かろうね。清潔な衣服(出来れば白が望ましい)を着用し、香を焚き灯明を照らし、塗香を着ける。
これで準備万端。
【外五鈷印】
〜護身法と唱え方〜
1、外五鈷印を結び「七難即滅しちなんそくめつ〜あびらうんけん」
【智拳印】金剛界大日如来
2、智拳印を結び「七福即生しちふくそくじょう〜ばざらだとばん」
「無所不所不至おんまかきゃらやそわか」
【八葉印】観世音菩薩
3、八葉印を結び「普利衆生ふーりーしゅうじょう〜おんまかきゃらやそわか」
「皆令離苦得安穏楽世間之楽及涅槃楽かいりーくーとくあんのんらく せけんしーらくきゅうねはんらく」
【金剛合掌印】
4、金剛合掌印を結び「ばんらたらくきりあく」と唱える。
以上が【大黒天一時千座行】のひとつ。
本番よりもむしろ、準備に時間がかかる(笑。 実は大黒天一時千座行だけでも、この他にも色々祈祷法がある。印相(印契)の結び方についても、合わせて折りに触れ解説していきたい。今日はこれまで。たまには仕事に行こう(爆。
三面大黒天から福を招き、ご利益を得る招福法には甲子祭など寺院で行われている、難しい修法も含めて幾つもあるが、ここでは特別な専門知識が無くても、比較的素人でも出来る方法をお教えする。
但し断っておくが、特に三面大黒天はご利益が非常に高い反面、フザけた気分や遊び半分な祀り方を行うと、霊障が起き尊天から戒めを受けると云われている。脅かすワケでもなくあくまで一説だが、同じやるなら真面目に心から切に願いを乞い奉る、そんな気持ちが必要なのは云うまでもなく、疑心暗鬼や冗談半分では、ご利益に授かれるなどあろうハズがない。信じる者こそは救われるのだ。本来はマハーカーラ(偉大なる暗黒)「大暗黒天」とも呼ばれる、戦闘と死を司る神であることをお忘れなく。
摩訶迦羅の話しが出たところで、本当の大黒天のお姿は、現在のイメージと全くかけ離れた、恐ろしい形相をしているのをご存知だろうか?現在でこそ大黒天は、福与かな表情で優しい微笑みを湛え、七福神を始め庶民に親しまれてきた。また神道では、大国主命信仰(おおくにぬしのみこと)と、仏教では天部の守護神として習合され民族信仰化し、日本文化に深く根付いてはいるが実は全く違うのよ。本来はヒンドゥー教シヴァの分霊神、夜の化身で憤怒の表情をしているのだ。
画像が少々見難くくて申し訳ないが、これが胎蔵界血曼荼羅(金剛峯寺)における三面大黒天である。三面三目六臂(三つの目、三つの顔、六つの手)で、二本の牙をむき出し、青黒い肌に炎のように逆立った髪、胸にドクロを貫いた瓔珞(ようらく=ペンダント)を着け、腕に毒蛇の臂釧(ひせん=ブレスレット)、右手は跪き合掌する、人間の頭髪を容赦なく引っ掴み、左手にもだらんと子羊の角をぶら下げている。更に別の両手で鋭い剣を持ち、白象の革を剥いだマントを羽織ろうとしている。とても今の「大黒さん」からは、想像もつかないお姿であり、完全に戦闘神の様相を呈している。また摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな=サンスクリット語Vairocanaバイローチャナ=光明遍照=大日如来)の化身ともされる。三面大黒天の話しをし出すと枚挙に暇がなく、また脱線しまくった前置き長すぎやっと本題かい!(笑。
実は太閤秀吉と三面大黒天の関係も、実に興味深いが、ここでは割愛し後日まとめよう。

【大黒天一時千座行】
やっと始まる(笑 ここに紹介する祈祷方法は一般的な物であり、宗派や寺院によっても若干修法の手順など、違いが生じることもあるらしい事も付加えておく。出来れば「子の刻」午後11時〜深夜1時に行い、ご本尊は当然開眼した三面大黒天、若しくは大黒天であるべき。
1、まず黒豆と米をそれぞれ千粒用意する。ナンだか料理番組みたいだが、キチンと数えなければならないので、これが結構大変だ。慎重にやらないと、落したり手に引っ付いてたりして、数えなさないとならなくなる。特に米は小さいのでピンセットで掴んだ方が良い。大体一合の三分の一カップで千粒だった。それぞれ水で清め、残った水分を切ってお供えする。
3、勿論、自分自身の心身も清める。時間も時間だし風呂上りが良かろうね。清潔な衣服(出来れば白が望ましい)を着用し、香を焚き灯明を照らし、塗香を着ける。
これで準備万端。
【外五鈷印】

〜護身法と唱え方〜
1、外五鈷印を結び「七難即滅しちなんそくめつ〜あびらうんけん」
【智拳印】金剛界大日如来

2、智拳印を結び「七福即生しちふくそくじょう〜ばざらだとばん」
「無所不所不至おんまかきゃらやそわか」
【八葉印】観世音菩薩

3、八葉印を結び「普利衆生ふーりーしゅうじょう〜おんまかきゃらやそわか」
「皆令離苦得安穏楽世間之楽及涅槃楽かいりーくーとくあんのんらく せけんしーらくきゅうねはんらく」
【金剛合掌印】

4、金剛合掌印を結び「ばんらたらくきりあく」と唱える。
以上が【大黒天一時千座行】のひとつ。
本番よりもむしろ、準備に時間がかかる(笑。 実は大黒天一時千座行だけでも、この他にも色々祈祷法がある。印相(印契)の結び方についても、合わせて折りに触れ解説していきたい。今日はこれまで。たまには仕事に行こう(爆。



















