前回の七十万遍が8月の19日。あれから116日。
43歳の誕生日を前日に控え、何が何でも八十万遍まで突破すると決めた。

実は9月、10月とほとんど丸っきり一日、一遍も唱えなかった日が多かった。
言い訳を幾らしても、誰も関係ないし、自分も納得できない。やるしかないのである。

こういった切欠がないと、ギリギリ自分を追い込めない。
いや、ギリギリ追い込まないと本気になれない性分なのか。

虚空蔵求聞持法を始めた初日の2007年7月23日から、数えて509日が経過した。
トータル平均、一日1571遍。前回の七十万遍からは116日間で一日平均862遍。

結果、徹マン(徹夜でマントラ)して、この日無理やり二万二千遍を唱え
なんとか八十万遍を突破した。やっと五分の四まで出来た。あと、二十万遍。


この日は丁度、午前二時が満月。
零時から二時まではバルコニーに脚立を持っていき、
満月行と重ねて虚空蔵求聞持法を修した。

時折、薄い途切れ途切れの雲が何度も満月を覆うも、
不思議と満月は、その雲の前へ前へと出てくる。

まるで雲が満月を避けるかのように、満月の後ろを取っていくかのように、
満月は姿を隠すことなく、雪が積もったかのように、周りの家々の屋根を照らし続けた。
スェットで二時間、深夜に外にいるとしんしんと身体が冷えたが
稀に見る、とてもとても力強い満月で、存分に満月パワーを充電できた夜だった。
これも日頃の信仰の御蔭と感謝。本当に有難う御座いました。