お経を唱えることをフツー、『読誦』(どくじゅ)又は『読経』(どきょうorどくきょう)という。
いずれも『読』という字を用いているので、『読む』ことが基本となる。つまり、声を出す出さないに関わらず、
経本を『見ながら』読む。これが正式な作法でもある。一般的には声を出して読むことと解されている。毎朝晩の勤行=お勤めそのものも読経である。
熱心な信徒の多い、聖天さまの祀られる生駒山宝山寺や待乳山本龍院では、『静かにお参りして下さい』との注意書きがあり、
傍迷惑にならぬよう、みな一様に黙々と微かな小声や心の中でお経を読んでいる。

因みにこれは、『看経』(かんきん)と云い、黙読のことである。お経の『経』を『きん』と発音するのは、唐の読み方だそうで、主に禅宗で使われている。
声を出してお経を読むのは、『諷経』(ふぎんorふきょう)や、『諷誦』(ふじゅ)と云い、特にお経を
読む趣旨などを述べる文章を読むことも諷誦という。願文(がんもん)や表白(ひょうびゃく)のように趣旨を述べる文を諷誦文ともいう。

そこでお経を諳(そら)んじて読むこと=暗誦(あんしょう)することを、『誦経』(ずきょう)という。
諳んじるにはいうまでもなく、暗記してしまうこと。お経を暗記するといえば、連想されるのは虚空蔵求聞持法である。
弘法大師空海、お大師さまも若き日の著書、「三教指帰」の中にも「爰有一沙門。呈余虚空蔵求聞持法。其経説。若人依法。誦此真言百万遍。即得一切教法文義暗記」
(一沙門より虚空蔵求聞持法を授かる。法に依って此の真言百万遍を誦すれば、一切の教法の文義を暗記する事を得る。)とあり、
善無畏訳「虚空蔵菩薩能満所願最勝心陀羅尼求聞持法」の中には、「一経耳目文義倶解。記之於心永無遺忘」
(お経を一度見聞きする事が有ればお経の意味を理解する事ができ、永く忘れる事が無い。)ともある。

ともあれ今回はお経を暗誦、暗記することが良いか悪いか、正式な作法か否かなどその是非を問わず、お経を暗誦(暗唱)する方法をお伝えしたい。
お経を暗記、暗誦するメリットとしては、なんといってもいつでもどこでもお勤め・読経が出来るという点である。
歩き遍路や巡礼に行かれた方ならご経験がおありであろう。懺悔文から開経偈〜般若心経〜回向まで、これに十三佛真言まで
所謂真言宗の仏前勤行作法の一連を覚えてしまえば、いちいちお勤め時に見なくても済む。
自分も歩き遍路の途中で100グラムでも軽くしたかったため、八十八ヶ所遍路用の経本を自宅へ送り返した経験がある。
各寺院のご本尊のご真言は、本堂前に書かれてあることが多いし、十三佛真言ぐらいは覚えてしまえば大抵のご本尊はその中にある。

とにかく般若心経だけでもまずは覚えておくと、神社でも唱えることが出来るので敢えて巡礼に出向いたときでなくとも、
偶然どこでもぶらりと立ち寄った寺院寺社で唱えることが出来る。うっかり経本を忘れてしまった時でも唱えられるのは強みであろう。


ただ一つ、ご注意戴きたいのは、最初は必ずお経を『読む』ことから始めて戴きたい。まぁまさか、お経をCDなどの音声から聞いて
カラオケのように文字を見ずして覚えてしまう人はいないであろうが、後述するお経の功徳には、ただお経を唱えるよりも意味を理解
した方がより功徳が戴けるからであり、更にいえば意味を理解し深めて行った方がより暗誦も早くスムーズに覚えられる。
自分も最初に覚えた般若心経は、その意味を読み解き、更には写経を繰り返し、何度も書いて唱えて理解を深めいった結果、暗誦できた経験がある。

意味を鑑みる際に、基本的にお経は漢文を音読みで発音して読むので耳で聴くのは音読み、それを部分的に訓読みに直して理解すると分かりやすい。
音読みとは日本へ輸入された時系列順にいうと、「呉音(ごおん)」、「漢音(かんおん)」、「唐音(とうおん)」のことである。

理趣経のときに少々お話ししたが、殆んどのお経や今に残る仏教用語は呉音で発音される。理趣経などお経によって、又は禅宗など宗派によって漢音で読むこともある。
まぁしかし、漢字検定をやるんじゃないんだし、いちいちどれが呉音だの漢音だ、唐音だのって分かる必要はない。
現代の日本でもそのまま通用する音読みは幾つもある。例えば「行」という文字一つとっても、修行(しゅぎょう)、行者(ぎょうじゃ)=呉音。
旅行(りょこう)、行軍(こうぐん)=漢音。行燈(あんどん)、行脚(あんぎゃ)=唐音。などである。
こう見ると、二字熟語の全てが音読みではないが二字熟語を沢山知ってる人は、お経も理解し易いかも知れない。
あとは熟語になっていない部分を訓読みで理解していけば、解説書を読まずとも大体はお経を解きほぐして行けるのではないであろうか。


般若心経から始めた自分が今、暗誦できるお経は
1、般若心経
2、佛説摩訶迦羅大黒天神経
3、佛説明王陀羅尼愛染経
4、観音経偈文
5、大聖歓喜天使咒法経偈文

お経以外に、祝詞系で覚えたのは
6、稲荷祝詞
7、龍神祝詞
8、天津祝詞

短いものだと他には、舎利禮文、弥陀讃、理趣経百字の偈
歓喜天和讃(生駒、待乳山各々)、仏前勤行次第(高野山真言宗)など。


この内、皆さんに暗誦をオススメしたのは、まずは入門編として般若心経。そして観音経偈文であろうか。
般若心経の268文字(真言宗では冒頭に仏説を入れるため)に対して、観音経偈文が598文字、大聖歓喜天使咒法経偈文は515文字(内、梵字が42文字)。
大体、般若心経の倍ぐらいの文字数。理屈で言えば、般若心経を二つ分覚える気になれば出来る。この理屈で行けばどんな長いお経も覚えられる筈。


『お経を覚えるのに技術は要らない』
では具体的にどうやってお経を覚えるのか?お経を覚えるのに特別な技術や努力は要らない。勿論、年齢も関係ない。覚えようとする必要もない。
自分の経験からしか皆さんへお伝え出来ないが、自分の場合は最初の般若心経のときだけ、覚えようと努力した。
一生懸命意味を解きほぐしていったり、何も見ずに一語一句間違えずに写経を書き続けて行ったりした。けれど、次に覚えた
佛説摩訶迦羅大黒天神経からは、敢えて努力らしい努力はしていない。早い話し気がついたら見ずにお経が唱えられるようになっていた。

このことからも、お経を覚えるのに一番大事なのは、『能く読誦すべし』。これに尽きるといえよう。毎日毎日、心を込めてお経を挙げさせていただく。
身も蓋もないかも知れないが、これが正直最も暗誦への早道なのである。皆さんも毎日読んでいるとある事に気付かれまいか。
例えば経本の左端、ページの最後の文を読みながら、もう次のページの冒頭が勝手に口に出てくるので急いでめくる必要がないことを。
このモードに入ってくると、そのお経の暗誦までもう一歩というところまで来ている証拠である。


『お経を覚える五つのステップ』
1、毎日ひたすら能く読誦する
2、振り仮名を読まずに漢字を読む
3、行数を頭にイメージし、文字を見ずにページをめくる
4、覚えにくい部分があれば繰り返す
5、人に聞いて貰い、卒業試験を受ける

先の次のページの冒頭が自然と口に出てくるようになれば、ステップ2の、振り仮名
を出来るだけ見ないように、漢字を見てお経を読んでいく。
それが出来る様になると同時ぐらいに、お経をほぼ諳(そら)んじられるようになっているから、今何行目を唱えているかをイメージする。これがステップ3。

この行数をイメージするのは結構有効的である。自分が観音経偈文を覚えるときに、朝は待乳山聖天さまの勤行次第、夜は生駒山聖天さまの
勤行次第を読んでいたら、どうも観音経を覚える際に突っかかるので何故かと思ったら、待乳山と生駒山の経本では同じ観音経でも、文字の大きさから
行数が違うので、ページ数に誤差が生じてイメージしにくかったのである。そこで、面倒だったが観音経だけは朝も夜も待乳山の経本に統一すると、
イメージもしやすくなってすぐに覚えられた。在家の方でそんな何冊も経本を持つ人はいらっしゃらないであろうが、自分が一番読みやすいもので統一された方が覚えやすかろうと思う。

行数と同時に全体をビジュアル的にを覚えてしまうと、諳んじてお経を唱えながら、
(今、何行目だな・・)(あと一行で次のページだな・・)(ん、今のは上から三つ目の文だな・・)
と自分である程度、間違っていないかどうか確認出来るようになる。


ステップ4は、どうしても覚え難い部分ってのは人によってあるかも知れない。自分もそんなときは、かつてピアノを弾いていたときの練習法を利用し、
その部分だけを繰り返し重複して唱えてみる。大事なのは、苦手な部分を繰り返した後は、その前後部分も取り込み、徐々に範囲を広げて全体像を
イメージ的に捉えて行くこと。これをやっておかないと全体が繋がらなくなる。例えば、六行目が苦手ならそこを繰り返し、次に五行目から七行目まで唱えるというやり方である。

最後のステップ5は、自信がついたら卒業試験のつもりでお経を暗誦し、人に聞いてもらう。
自分だけだと、見てはいけないのでお経が間違ってるから合ってるか照合しようがない。誰も聞いて貰える人が居なければ携帯電話のICレコーダーにでも録音して自己採点しよう。

この5ステップ以外にも、和讃を読んでみるだけでも、大体の意味が飲み込めるので暗誦に大いに役に立つことと思う。


『観音経偈文の覚えるコツ』
598文字の観音経偈文は、覚えてしまうと日本各地にある観音巡礼時には勿論、日々の勤行にもとても役に立つので是非覚えちゃいましょう。

そうは申しても、暗記力に自信がないとか、なんかコツはないのかとか、
云われる方の為に、観音経をより覚えやすいよう、五つのパートに分割してみた。
貴方のお持ちの経本が同じように分割されてなくても関係ないのでご安心を。
まずは全文を見てみよう。全て実際の読経の際に発音する振り仮名を振ってあるので参考に。


覚えよう!観音経!
みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんげ だいにじゅうご (げもん)
『妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈 第二十五(観音経偈文)』
*1
せーそんみょうそうぐ がーこんじゅもんぴ ぶつしがーいんねん 
世尊妙相具 我今重問彼 佛子何因縁
みょういかんぜおん ぐーそくみょうそうそん げーとうむーじんに
名為観世音 具足妙曹尊 偈答無盡意
にょちょうかんのんぎょう ぜんのうしょほうしょ ぐーぜいじんにょかい
汝聴観音行 善応諸方所 弘誓深如海
りゃくこうふーしーぎー じーたーせんのくぶつ ほつだいしょうじょうがん
歴劫不思議 侍多千億佛 発大清浄願
がーいーにょーりゃくせつ もんみょうぎゅうけんしん しんねんふーくうか
我為汝略説 聞名及見身 心念不空過 
のうめつしょーうーく けーしーこうがいい すいらくだいかきょう
能滅諸有苦 假使興害意 推落大火坑

*2
ねんぴーかんのんりき かーきょうへんじょうち わくひょうるこーかい りゅうごしょきーなん
念彼観音力 火坑変成池 或漂流巨海 龍魚諸難鬼
ねんぴーかんのんりき はーろうふーのうもつ わくざいしゅみーぶー いーにんしょーすいだー
念彼観音力 波浪不能没 或在須弥峯 為人所推堕
ねんぴーかんのんりき にょにちこーくうじゅう わくひーあくにんちく だーらくこんごうせん
念彼観音力 如日虚空住 或被悪人逐 堕落金剛山
ねんぴーかんのんりき ふのうそんいちもう わくちーおんぞくねう  かくしゅーとうかがい
念彼観音力 不能損一毛 或値怨賊繞 各執刀加害
ねんぴーかんのんりき げんそくきーじしん わくそうおうなんく りんぎょうよくじゅじゅう
念彼観音力 咸即起慈心 或遭王難苦 臨刑欲寿終
ねんぴーかんのんりき とうじんだんだんね わくしゅーきんかーさー しゅそくひーちゅーかい
念彼観音力 刀尋段段壊 或囚禁枷鎖 手足被柱械
ねんぴーかんのんりき しゃくねんとくげだつ じゅうそしょどくやく しょーよくがいしんじゃ
念彼観音力 釈然得解脱 呪詛諸毒薬 所欲害身者
ねんぴーかんのんりき げんじゃくおほんひん わくぐーあくらーせつ  どくりゅうしょきとう
念彼観音力 還著於本人 或遇悪羅刹 毒龍諸鬼等
ねんぴーかんのんりき じーしつぷーかんがい にゃくあくじゅいねう りーげーそうかーふ
念彼観音力 時悉不敢害 若悪獣圍繞 利牙爪可怖
ねんぴーかんのんりき じっそうむーへんほう がんじゃぎゅうふくかつ けーどくえんかーねん
念彼観音力 疾走無邊方 玩蛇及蝮蠍 気毒煙火燃
ねんびーかんのんりき じんしょうじえーこ うんらいくーせいでん ごうばくじゅだいうー
念彼観音力 尋聲自回去 雲雷鼓掣電 降雹濡大雨
ねんぴーかんのんりき おうじとくしょうさん しゅじょうひーこんにゃく むりょうくひつしん
念彼観音力 応時得消散 衆生被困厄 無量苦逼身

*3
かんのんみょうちーりき のうくーせーけんくー ぐーそくじんつうりき こうしゅうちほうべん
観音妙智力 能救世間苦 具足神通力 廣修智方便 
じつぽうしょーこくど むせつふーげんしん しゅじゅしょーあくしゅー じーごくきーちくしょう
十方諸国土 無刹不現身 種種諸悪趣 地獄鬼畜生  
しょうろうびょうしーく いぜんしつりょうめつ しんかんしょうじょうかん こうだいちーえーかん
生老病死苦 以漸悉令滅 真観清浄観 廣大智慧観   
ひーかんぎゅうじかん じょうがんじょうせんごう むーくーしょうじょうこう えーにちはーしょあん
悲観及慈観 浄願常譫仰 無垢清浄光 慧日破諸闇
のうぶくさいふうか ふーみょうしょうせーけん ひーたいかいらいしん じーいーみょうだいうん
能伏災風火 普明照世間 悲體戒雷震 慈意妙大雲
じゅんかんろほうう   めつじょぼんのうえん じょうじょきょうかんじょ ふーいぐんじんちゅう
濡甘露法雨 滅除煩悩焔 諍訟経官処 怖畏軍陣中  

*4
ねんぴーかんのんりき しゅうおんしつたいさん みょうおんかんぜおん ぼんのんかいちょうおん
念彼観音力 衆怨悉退散 妙音観世音 梵音海潮音 
しょうひーせーけんのん ぜーこーしゅーじょうねん ねんねんもつしょうぎ かんぜおんじょうしょう
勝彼世間音 是故須常念 念念勿生疑 観世音浄聖
おーくーのうしーやく のういーさーえーこ ぐいつさいくーどく じーげんじーしゅーじょう
於苦悩死厄 能為作依怙 具一切功徳 慈眼視衆生
ふくじゅかいむーりょう ぜーこーおうちょうらい
福聚海無量 是故応頂礼

*5
にじじじぼさつ そくじゅうざーきー ぜんびゃくぶつごん せーそん にゃくうしゅじょう
爾時持地菩薩 即従座起 前白佛言 世尊 若有衆生  
もんぜかんぜおんぼさつぼん じーざいしーごう ふーもんじーげん じんつうりきしゃ 
聞是観世音菩薩品 自在之業 普門示現 神通力者
とうちぜにん くーどくふーしょう ぶつせつぜー ふーもんぼんじしゅうちゅう はちまんしーせんしゅうじょう
当知是人 功徳不少佛説是普門品時衆中 八萬四千衆生
かいほつむー とうどう あーのくたらさんみゃくさんぼーだいしん
皆発無等等 阿耨多羅三藐三菩提心

以上。



お経を毎日、一生懸命読誦している方、たまに目を瞑っていただくと
手前の文が出てくると、自然に次の文も出てくるのがお分かりになるであろう。
それがどんどん段階的に接続して行ければ、最終的に最後まで暗誦できるようになる。

そうゆう点でいうと、この観音経のネックは、『念彼観音力』(ねんぴーかんのんりき)で始まる、*2のパートである。
正にここをどう制するか?ここに重点を置けば、あとの部分は他のお経と然程変わらず毎日の読経で覚えられる。
なぜなら、お経の難しいというか、覚え難い部分と云うのは、『念彼観音力』のように、何度も何度も重複して出てくる、
同じ言葉、又はよく似たパートが頭の中でこんがらかるからである。反って*2パート以外のバラバラになっている部分の方がスムーズに覚えやすい。
そういった意味で、*2のパートが『念彼観音力』で常に始まるように並べてある。


般若心経でも、『依般若波羅蜜多故』という言葉が二度出てくる。
このあとに続く文が、『心無礙』が先で『得阿耨多羅三藐三菩提』が後である。
これが集中力が欠けたりしていると、(あれ?いまどっちだったか?)と分からなくなる。
やけに早く終わったりすると、『心無礙』の部分をすっ飛ばして、『得阿耨多羅三藐三菩提』から唱えてることもある。

従って、この観音経偈文もうろ覚えの内は、この『念彼観音力』が連続12回も出てくるので、その後がどこまで行ったか分からなくなる。
しかし例えば、『念彼観音力 火坑変成池 或漂流巨海 龍魚諸難鬼』の部分を例にすると、『火坑変成池』(かーきょーへんじょうち)
さえ出てくると、あとの『或漂流巨海 龍魚諸難鬼』(わくひょうりゅうこーかい りゅーごーしょーきーなん)は出てくる。
つまり、『念彼観音力』の次の言葉だけを順番に覚えてしまえばいいわけである。
そこで、次のように何か紙にでも、『念彼観音力』の次の言葉を書いてみよう。
この際に、特に漢字でなくとも『発音』してしまうことが目的なので、冒頭部分だけをひらがなで書き出しても良い。


1、火坑変成池 2、波浪不能没 3、如日虚空住 4、不能損一毛
1、かーきょー 2、はーのー  3、にょーにち 4、ふーのー

5、咸即起慈心 6、刀尋段段壊 7、釈然得解脱 8、還著於本人
5、げんそく  6、とーじん  7、しゃくねん 8、げんじゃく

9、時悉不敢害 10、疾走無邊方 11、尋聲自回去 12、応時得消散
9、じーしつ  10、じっそう  11、じんしょう 12、おうーじー

この順番が頭に入ってしまえば、もう観音経偈文は制覇目前!
ここをスラスラ唱えるようになると、ぐっと自信もついてくるのではなかろうか。

最後の難関は、*3を挟んで*4のパートでもう一度、『念彼観音力』が最後に出てくる。この最後の、『念彼観音力』に続くのが、
『衆怨悉退散』(しゅーおん・・)。最後に(しゅーおん)と覚えてしまおう。
ここまで来ればゴール間近。観音経偈文は観音さまの功徳がいっぱい詰まった有り難いお経。心を込めてフィナーレまで唱えてみよう。


長くなってしまったので、お約束したお経の功徳についてはまた次回にて。
皆さんの積まれた功徳が、廻りまわって多くの方々に幸せが回向されますように。


感謝合掌
法蓮 百拝