基本的にお経を読むときは、四文字若しくは六文字で読みますね。でも、初めて手にしたお経を読むとき、どこでどー区切ったり、伸ばしたりしていいか?分からなくないですか? 慣れると、段々初めて見たお経でも、リズミカルに読めるようになりますが、出来れば最初っからスムーズに唱えたいですよね。

 例えば、般若心経なら、「仏説摩訶般若波羅蜜多・・」という、冒頭部分では単に「ぶっせつ まかはんにゃ はらみた・・」と、ありのままに振り仮名が書かれていると、唱えた時に棒読みになってしまいます。
これを、読経(読誦用)に調子を合わせて振り仮名をつけると、「ぶっせつまーかー はんにゃーはーらー みーたーしんぎょー」と、四文字づつ区切って唱えやすくなります。

 要するに、四拍子ですね。
日本語の内在律に最もマッチする、古来から培われた自然なリズム。 しっくり耳にくる、五・七・五の基盤となる七五調。 ワタシ等、まだ幾つもの経を読んだわけじゃありませんが、今のところほぼこのリズムを掴んでしまえば、どのお経も読めます。

 なので、先日アップした、理趣経を更に読誦用に読みやすい振り仮名に変えた、改訂版を作りました。宜しければ、こちらからダウンロードして下さい。ワードで作りましたから、WEB上で開いて読むことも印刷も出来ます。

理趣経は後半、ちょっと幾ら読誦用の振り仮名でも、リズムや音程が分かりにくい部分もありますが、そこさえ除けば、ほぼ全体をスラスラ読めるように工夫してあります。縦書きに変更しましたので、その点も更に読み易くなったかと思います。

ご注意:
漢音の読み方については、若干解説されている書によって異なります。
今回は、高野山真言宗大阿闍梨 大栗道榮氏の「理趣経」入門 による読経CDを参照しました。