今年、一発目の甲子祭(平成二十年一月二十五日)は、過去記事でお知らせした通り、妙義山の大黒神社(中之嶽神社)にて、深夜に渡る甲子祭に参列したあと、雪が残る道路の凍結により帰路が遅れ、午前二時(子の刻終了)までに帰宅出来ず、自宅での大黒天一日千座行が出来なかった。

目黒大圓寺での甲子祭は翌日中なので、どうにでもなる。今年二回目の今回は、甲子の日の子の刻に合わせた、大黒天一日千座行を一人自宅で行ないたかったため、大黒神社での甲子祭は不参加とした。ただ、この大黒神社は、年間祈願を納めているため、当日不参加でもその都度(年に六回)、お札を郵送してくれるので大変有難い。


『大黒天一日千座行の招福法(次第)』
 予め、沐浴(もくよく)して身を淨めておく。
仕事をしながら子の刻が近づくの待つ。灯明と線香を焚き、我が家のご本尊、三面大黒天像を仰ぎ奉る。どなたでも、ご自宅で行なえる、大黒天一日千座行の招福法(次第)は以前ご紹介したが、もう一度カンタンにお浚い申し上げると、以下のように行なう。

次第
1、修法実行日は、子の日子の刻
2、大黒天神印又は三面大黒天印を結ぶ
3、大黒天のご真言を千回唱える
4、これを、子の日子の刻に七日間行なう

用意するもの
1、憤怒の三面大黒天像(三面六臂)若しくは大黒天像
2、お供え物(酒、甘い物、揚げ菓子)
3、線香、灯明、お数珠など

留意すべき点
1、作法や形の流れに捉われず、祈る心(意)に神仏を深く融合させる事が第一
2、正しく祀らねば、ご利益が高い尊天特有の霊験による諌めを受ける
3、従って最も高い位置、最も清い場所などに安置し、50cmを越える尊像は祀らない


お経を暗唱しよう
 自分は大黒天神経も、もう目を瞑ったままでも唱えられるため、上記の次第3の大黒天のご真言に加え、大黒天神経も一緒にあげさせていただいた。
因みに、般若心経の暗唱をオススメするにあたって、以前、般若心経の意味を知るなどの稿で書いたと思うが、般若心経に限らずお経を暗唱することは、とりわけ右脳によい効果を生むともいわれている。

 そもそも暗唱訓練は右脳記憶を育てるといわれており、繰り返しで何かを覚えて唱えることが右脳の働きを促進し、また記憶力を高めると、基本的な知性も高まり相乗効果で脳によい影響を与える。

 自分の経験から言うと、般若心経より長い大黒天神経は、般若心経を覚えた時よりも遥かに早く・・と云うよりむしろ、敢えて覚えようとしなくても、知らない間に気が付いたら暗唱出来ていた。というのが、不思議だが真実である。

般若心経のときは、百枚以上も写経したし意味を解いたり、そうして一生懸命になって覚えたものだった。が、大黒天神経は、やはり長いということもあって、当初時間がかかると思っていた。
そうネガティヴに考えていたせいか、一向に覚えようとはしなかったというのが真相だが(笑、 ハッキリいつごろか分からないが、出張していたある日、写経した大黒天神経を持参するのを忘れて、試しに唱えてみたらスラスラと暗唱出来たのだった。

 みなさんも是非、初めは最も短い般若心経から暗唱に挑戦されてみてはいかがだろう。仏壇の前に坐し、ご先祖様に経を唱えながらも、自分自身の右脳も活性できるなんて、なんて有り難いご利益。これぞ、御仏の功徳ではなかろうか(笑。

 自分は現在、42歳。自分よりももっと若い方なら更に右脳は快適に作動するだろうし、年配の方なら朝晩の勤行に加えて倍々で重ねて行けば、きっと暗唱できるはず。この理屈で行くと、理趣経や観音経のように長いお経も、例えば、あるご住職が朝晩の勤行で一年がかりで覚えたなら、一日四回唱えたら半年、六回で四ヶ月で覚えられる筈でしょう。精進精進頑張りましょう。
って、オマエが一番頑張れよ! ハイ、すいません。もっと頑張ります(笑。


本日もご愛読、心より感謝合掌
法蓮 百拝