今日も面白い経験をした。一生懸命書いてシェアするから、最後までチャンと読んでね。去る1月2日の記事、『目黒の三面大黒天〜目黒不動尊へ』で、院主さまとえにしを得た、埼玉県川越市大字下松原字辰見野464-2にある「日本三大薬師寺日向法華嶽薬師寺 別格本山 高天ヶ原神社」の、平成20年初祈願祭に行ってきた。
高崎から川越インターまでは差ほど遠くない。11時からなので、10時には出ようと思ったが、今日は息子の成人式。ウルトラ呑気な息子は、グズグズと段取りが悪い。間際になって、自分のネクタイから好きな物を選ばせてやりぃの、sの上締め慣れてないから結んでやりぃの、コートも貸してやりぃの〜なんぞして居たら、とっくに10時廻ってしまった。

 以前は常時200Km/h以上で走っていたが、今は飛ばしてもせいぜい120Km/hまで。イラつきながら関越自動車道を降りて、高天ヶ原神社へ着いたら11時を完全に過ぎ、既に祈願祭は始まっていた。祈願祭は毎月行われるものだが、玉串&お霊符二千円と御祈願料(お志1,000円〜)=三千円。でも、正月特別料金?で5,000円(笑 を入り口で納める。但し、後でこれは決して高くないと分かった。理由はのちほど・・先に知りたい?(笑 そんな、せっかちな貴方はこちら♪


 そもそも、白蛇信仰とはなんぞや?
自分の地元、関西や西日本では今宮戎と一緒に、白蛇=巳様(みいさま)信仰は、関東の稲荷信仰のように親しまれている。祖母も生前は白蛇信仰をしており、幼い頃良く祈る姿を見ていた。霊的に良くも悪くも大きな影響力を持つとされ、龍神の化身とも云われる。そのため神仏習合の名残を持つこの神社では、神社でありながら龍神のご真言「オン メイ キャシャニエイ ソワカ」を頻繁に唱える。白蛇の夢を見たら良い事が起きるとか、蛇皮の財布は金運向上にご利益があるなど聞いた事があろうと思う。また龍神様は風、天候など自然現象に、巳様は作物、財力などに力を表すともされる。


日本医師会のマーク
 これは日本医師会のシンボルマークだが、良く見ると青い「蛇」である。世界保健機関や米国医師会のマークは、蛇が杖に絡みついた「アスクレピオスの杖」。ギリシャ神話に登場する、アスクレピオスはアポロンとコロニスの子で、優れた名医であり、後に神格化して蛇使い座となって、現在も医神として医学の象徴的存在である。ふーん・・。何気にギリシャ神話は昔から好きじゃ。20年前、初めて付けた屋号第一号も「アフロディーテ=愛と美の女神」。また、薬師如来は病苦を取り除く御仏であるが、龍神はその守護神と位置づけられているそう。


063ef416.jpg さてさて、神殿に案内されると30数名の信者が集まっていた。左右には幾つもの赤いケースの中に、様々な白蛇様が社と共に鎮座してらっしゃる。漂白したような純白の蛇や、珍しい紅白の蛇、大蛇と呼ぶべき巨大な白蛇もいる。
左に見える和太鼓が、地鳴りのように叩かれる中、負けず劣らず院主さまの祈祷が続く。次に、院主さまに呼ばれ一人づつ拝殿に上がり、ご神体白蛇を首に巻き付け祈祷をして下さる。また、財布や身体の悪い部分にあてがって貰っている人も居た。玉串奉奠(たまぐしほうてん)は終わっていたが、手に持っていたので、自分はこのタイミングで奉奠させて頂いた。大祓いと鈴によるとお清めの儀と進み、霊札を頂く。10回以上来ている人には、別に特別なご神体の御影を配っていた。フィナーレには縁起物の龍神太鼓を、院主さま自らが披露。迫力ある和太鼓を打ちながら、大声で祈祷をして下さる。終わってからのご利益インタビューや、質疑応答も龍神のご真言を教えて貰ったり、面白く参加させて貰った。

6fe41131.jpg 院主さま曰く、いわゆるサクラは一切居ないそうで(笑 色んな方のご利益に授かった話しも興味深かった。食堂にて、具沢山の開運団子汁(うどん)と薬草天ぷらが無料で食べられる。知らなかったので、朝飯を思いっきり食ってきてしまい、腹は減ってなかったが結構美味かったよ。

86e23878.jpg 食事休憩のあと、13時からお百度踏みを体験した(別料金三千円)。各自に画像の祈願附が配られ、裸足で神殿を飛び出し、ちょっと分かり難いが、下の画像の不動堂へ行列行進。今日は風も強く、アスファルトの地面は冷たい!100では無く、21本の紙附を一本づつ祈願しながら、不動明王の前に供えられた自分の名前の書かれたビンに挿して行く。不動堂の周りに石が敷き詰められ、そこをグルグル廻りながら真言や般若心経を唱える。何を唱えるのかは事前にレクチャーは無く、院主さまと先頭の男性は全く同じ事を唱えているが、離れてしまうので全部ハッキリ聴こえない。仕方ないので自分は、十三佛真言に覚えたての龍神真言、般若心経を唱え、一周して不動堂の近くで停滞し出してから、願意を唱えた。

b3ef3b1e.jpg お手伝いの信者が沢山居られ、駅まで車で送迎されたり、食事やお茶の用意片付けなど、みな良く働かれていた。ご神体の白蛇以外にも、小鳥や犬や動物が沢山いて賑やかな神殿だ。お百度踏みから戻ると、玄関に暖かいお湯とタオルが用意され、そのあと院主さまを囲み、一家団欒のような和やかなお茶会で甘い物を頂いた。美空ひばりではないが、「今日の自分に明日は勝つ」真の敵は己自身、と云う良い言葉も頂いた。



d8468029.jpg 福袋?(笑 の中身はコレ。こんなに沢山入ってた、最も高いと思われるモノは「金昇栄雲龍様(大錦=主尊)の脱皮された御分身」なる、最も有り難いお品。これを付属の御守入れに納めて使う。次に以前、目黒で購入した御守が一万円、あとは福餅入り福蔵モナカ、飛躍するためと称される「うさぎ」の鈴付き開運ストラップ、手毬の交通安全御守、白蛇の手拭い、最後になぜか茹で玉子(笑、更にお霊符と玉串料も含まれて、五千円はメチャメチャ安い!いやお得・・ううん、遍路風な表現なら、もはや「お接待」というべきか。ほのぼのした、お茶会にしろ、この福袋にしろ、こんなお得で和やかな祈願祭は経験したことがない。今日は出かけて良かった。

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