962b6645.jpg 昨夜から混んでいた、花園神社。昼間行っても行列は同じだった。焦ることは無い、また帰りにでも寄ろう。ここは多くの企業や社員も参列に訪れる、新宿の総鎮守大赦。自分もかれこれ、新宿で15年も商売させて貰っているのに、元旦に詣でるのは初めてのこと。信仰心のあるなしは、あらゆる部分でそれほどまでに違いを感じさせられる。




 お次は、英信寺の三面大黒天さまへ会いに入谷へ。
神仏に目覚めてから電車を使うようになったが、かつて都内の移動は殆ど車の後部座席だった。だから、15年も東京で商売してて、未だに道も分からないし電車も迷う。そもそも東京は皇居のせいで、道が放射状になってややこしい。大阪は南北が○○筋、東西が○○通りと分かれていて、この両方を覚えてしまえば、誰でも縦横無尽に行き来できる。カンタンだ。

これもたまにやるが、新宿から中央線快速に乗ったつもりが、ただの中央線(各駅停車)に乗ってしまい、秋葉原から地下鉄日比谷線に乗り換えるハメに。ついでだからと、秋葉原で降りて大阪発のお好み焼屋「ゆかり」で飯を食おうと向かった。
詳しい場所を知らなかったが、テキトーに歩くと駅の傍に出来た「秋葉原UDX」と云う、馬鹿デカいビルの中にあった。しかし激混みで断念して、メシのお代わりが出来る串揚げの「新宿 立吉」でランチを食べた。千円ランチでも目の前で揚げる、ここんちの串は美味いよ。このビルの一階から三階まで、和洋中30店舗の飲食店がアホほど並んでた。秋葉原で右も左も分からず腹っ減らしはココへ行こう。


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 ▲英信寺の本堂。ご本尊は阿弥陀如来、この左すぐ横に三面大黒天堂がある。小振りで可愛らしい堂だ。英信寺へのアクセスは、上野方面からなら最後部に乗って入谷駅で降りればいい。坂本の大黒堂で知られる英信寺の創建は古い。慶長年間に現在地へ、知恩院第三十二世霊厳上人が創建したと伝えられている。当時は小さなお堂で紫雲院と称していた。英信寺と名を変えたのは明暦二年、丹波国亀山城主松平若狭守康信の子英信(ふさのぶと読む)が二十三歳で死去し、この寺へ葬られたのを機にその名をとって付けたのだと云われる。
弘法大師の作なる三面大黒天は、創建した当初から安置されていたもので、新橋や柳橋にも講があり、甲子(きのえね)の縁日には現在以上に、多くの人々で賑わったという。



9f61bc43.jpg 三面大黒天堂。本堂での読経に続き、大黒天経を上げる。 納経所にいらしたご住職と話す。ねずみ年にあたる今年だけ、三面大黒天にちなんで干支飾りを用意されていると云う。元来、台所転じて財の神の恵比寿大黒。古来はねずみが出る家ほど、裕福とされ共に神格化されたらしい。

 話しは神聖な路線から大脱線するが(笑、この入谷駅は、鶯谷駅が全面禁止された今、吉原ソープ街の送迎駅になっている。歩き遍路中から散々叫んでいるように、修行によるオンナ日照りで超飢えている。電話一本喜んですぐ迎えに来る、知人が経営しているソープもある。八輪車ぐらいの大豪遊したいほどの気持ちをグッと堪え、後ろ髪引かれながら(坊主だから髪はないが(笑)入谷駅を後に、浅草へ向かった。



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982f127a.jpg 仲御徒町駅で銀座線へ乗り換える。ここの乗り換えはメチャメチャ遠い。やはり、ハンパな地方都市より、都会の人間の方がよほど普段から歩いてる。浅草に着くとホームから大混雑、人を掻き分けて目当ての浅草念珠堂へ。
四国別格二十ヶ所霊場で集めた、数珠を仕上げて貰うためだ。ここは何度か数珠を頼んでいるが、丁寧な作りで勿論房も見本から選べる。お香も種類が豊富で、幾つか見立てて戴いて行く。




4da4a088.jpg 今度は600Mほど歩いた大江戸線蔵前駅から、練馬春日町駅へ。
そう、京都の東寺・観智院で出会った「愛染明王」さんが忘れられず、都内にも見つけたので会いに来てしまった。もう四時半過ぎ、日が暮れかかって薄暗い。四国では納経時間が迫り、急ぎ足でまだまだ歩いてた時間だ。


d38578fd.jpg 良く調べずに来たら、真言宗豊山派の寺院だった。って事で、境内を怪しくウロついてると、当然お大師さんにも会えた!嬉しさのあまり、感動してしまった。


970914c2.jpg ここが本堂。愛染明王を単独のご本尊とする珍しい寺院だそうで、正式名称は「練月山 愛染院 観音寺」というのにも関わらず、観世音菩薩が本尊として、迎えられた記録が一切無いという、ある意味不思議な寺院でもある。


 納経するつもりは無かったが、お話しを伺えないかと寺務所へ行ってみた。特に御影などは用意されてなかったが、正月だけ檀家に配るお札をお接待で特別に頂いた。有り難く合掌して頂戴する。江戸初期の造形とされる、ご本尊愛染明王像は秘仏であり、厨子は正月三賀日のみ開帳されるが、本堂の正扉が開かれるのは、元旦午前0時から新年法要が行われている数時間のみだそうだ。本堂内も普段上がれず、拝観することは極めて困難と云えるのは残念だった。だが、これもえにしに変わりない。愛染明王に対する思い入れは益々深まるばかり。また追って詳しく述べて行きたい。



 新宿へ戻り、二日連チャン「鶴橋風月」へ。
ビールとつまみに今夜は、すじ焼きとネギ入りとんぺい焼きを。これがメチャクチャ美味いのだ。知らない人は是非食ってみてくれ。風月は都内なら、お台場アクアシティー6Fにもある。仕上げはモチロン、焼きそば大盛りで決まり。せやから、喰いすぎやっちゅうねん(笑。