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 画像と本文が一記事分、ズレていて申し訳ない。
そんなの関係ない!が、皆さんへ読者プレゼント第二弾を差し上げたいと思う。前回の記事に書いた東寺の納経所に、こんな文面が書かれていた。

「江戸時代よりお遍路は、まず東寺の御影堂へ参拝し、道中安全を祈願して厄除け御守札を持って、旅へ出た・・・云々すんぬん」

 と云うことで、自分のように関東から直接、飛行機で四国入りしてしまう遍路さんは、この東寺へは寄って行けない。そういった皆さんのために、遍路の安全な旅を祈願した「四国遍路御守護」を東寺で購入してきた。これに「四国八十八ヶ所経本」を付けてプレゼントしたいと思う。画像三枚目がそうだ。

 この経本は、四国八十八ヶ所全ての寺の御詠歌、ご真言、それに開経偈から般若心経〜十三仏真言など、勤行の経が大変詳しく載った経本だ。新品で買って持っていったが、御詠歌以外全部暗記しているので、結局一度も使わず途中で自宅へ送り返した。雨に濡れたので、少々紙のカバーが剥げているだけ。だから新品同様でしょ。誰か、これから旅立つ方に役立てて欲しい。前回のDVDプレゼントと重複申し込み可能なので遠慮なく申し込んでくれ。応募は⇒こちらから

なお、第一弾のプレゼントは、早くから申し込んで下さった方もいらっしゃるので、間もなく締め切らせて貰う。そろそろ送ってあげたいしね。




 さてと、話しを東寺へ戻そう。
拝観料800円を払い、やっとこさ中へ入る。おっとぉ〜、この拝観料には「観智院」の拝観料も含まれる。ここだけだと500円だからね。観智院のお話しはまた後で。

 東寺の東西中心を、更に南北にビシッと配置された伽藍は南から「金堂」「講堂」「食堂」と北へ向かい並ぶ。食堂は無料、入り口が北にあるのでまず目にするのは「講堂」になる。ここに、どうしても見たかった大日如来を始め、我が国最大の立像群「21尊像」が安置されているのだ。

 
 少し緊張気味に、巨大な講堂の割りに小さな木の扉を開いた。
ぎぎぎぃ〜〜〜・・・思わず息を呑んだ。いや、寧ろ息が出来なかった、と云う表現が正しいだろうか。シーンと静まり返った巨大で神聖に満ちた空間は、正に空海の描いた宇宙空間だった。 これは、何の匂いだろう・・古い木でも金属でも無い、カビの匂いでもない、お香でも無い。かつて嗅いだことが無い、長い歳月を感じさせる独特の匂いだ。

 「羯磨曼荼羅=かつま・まんだら」の世界が目の前に広がっていた。
空海に選ばれし、御仏には「任王経」から、5菩薩、5明王、5奉方天を。「金剛頂経」から5如来と梵天の21体。 曼荼羅自体もそうだが、不動明王を中心とする明王を仏教史上、我が国に初めて紹介したのも空海である。 明王たちはどれも、憤怒の形相だ。穏やかな表情の如来や菩薩とは、明らかに一線を画す、歯を剥き出し火焔を背負い、剣や武器を持つ強面の仏像だ。初めて目にした当時の人たちは、さぞかし驚いた筈だ。 だが、空海は心血を注いだ講堂の、完成を見ることなく、高野山で入定している。どんなに無念だったろうか。


 大日如来の前に立つ。
この場所こそが、東寺の中心軸。つまり、宇宙の真理のど真ん中。平成の大修理の際には、大日如来の台座下から護摩を焚いた痕跡が発掘されている。他のどこでも無い、この特別な場所で護摩を焚くのは、相当な意味があったに違いない。証明はされてないらしいが、きっとお大師さんは、ここで大切な供養や祈願をされたんだろう。

 かつて無い、あまりの神々しさ・・動けない。
人は何故苦しむ?人は何故悩む?そもそも人とは?自分とは?・・宇宙からのメッセージが、シャワーのように降りかかり、理解の能力を越える。様々な思いが馳せ、頭はドンドン真っ白になって行く。言葉を失ったまま、しばらく大日如来の真正面、壁際の土台に座り込んでしまった。感無量とは本当にこの事を言うのか・・京都に来て、東寺に来て良かった。本当に良かった。この大日如来と引き合わせる為に、お大師さんはお導き下さったのだ。


有難う御座います。
本当に有難う御座いました。


感謝合掌




画像は更にズレたまま、五重塔以降のお話しは、次の「〜京都・東寺〜その五」にて。(笑