終点高松駅までのバス料金は960円。 電光板の料金が近づいて来た、もう着くなぁ〜と金を用意してんのに、中々着かない。 凄い数の停留所だ、区分だけでも16ヶ所。って事は、1区分最低二回停留するとして、合計40ヶ所以上。コレもフツーなのか?乗り慣れんバスの事は良ぅ分からんわ。


07*52高松着
やっと着いた。現金お接待を受けた、初老の男性も高松で降りた。「いつまでもお達者で‥」金剛合掌で礼を尽くし別れた。

チケット売り場は3番ターミナル前、携帯に通話録音しておいた、予約番号を伝え3600円を支払う。

カウンターには数人の若い女のコ、久々に漂うフレグランスの香り。にこやかに対応されると、ちょっと嬉しかった自分に気付く。

はぁ?今のマジかい?
今まで散々〜女遊びして来て、オンナには飽き飽きしてた。ボチボチ、次は男に走るか?(笑)ぐらいの勢いだったのに、四国に来てから毎日毎日、海山川に爺さん婆さんばかり相手にしてきたせいか? いつの間にか、すっかりタダのオヤジに成り下がってる。(笑) ヤバい、これじゃあ〜まるで務所帰りだ、完全に餓えきってらぁ。この先どうなる?(爆


高松とはいえ、山奥の集落から大都会。県庁所在地に限って云えば、群馬の高崎や前橋より、地方都市規模はデカい印象を受ける。
行き交うお洒落な人々も一気に増え、ターミナルには英語のアナウンスも流れる。ようやく街=下界に戻って来た感じがするねぇ〜そこら中から、欲望=煩悩の匂いがプンプンする。

カウンターの女のコに、近くのパン屋を教えて貰い、賑やかな駅構内で弁当とパンを買う。 3番ターミナルに戻ると、大阪行きの高速バスが来ていた。 発車五分前だ、酔わないように荷物を左最前列に置いて確保。大切な掛け軸が折れたら嫌なので、全部持ち込んだ。一旦降りて、タバコを吸い溜める。

バスに戻ると、運転手が全席指定席だから、ここは席が違うと云いいながら、乗客データを見て左後方を指差す。 高崎から羽田行きの高速バスは、完全自由席だから知らなかった。せっかく確保したのにムカつく!「チッ!オマエさっき、目の前で荷物置くの見てたやろぉ、そゆ事先ぃ言えや!面倒臭いのぉホンマにぃ‥こんなガラ空きやねんから、どこでもエエやろうが!」 機関銃の如く運転手に文句を云う。最後の最後まで悪態付きっぱなし。
領収書と思ってしまい込んだ、半券は降りる時に出すんだそうだ。交通機関は云わなきゃ領収書をくれないのを忘れてた。


走り出して直ぐに、隣りに乗客が乗って来た。「ちょっと待ってな、ゴメンやで」と、席に広げた荷物を片付ける。 しかし、ゆめタウン辺りで、席番が違うのに気付いた。運転手が指差したのは左だったが、6-Aは通路の反対の右側だった。「オイ運転手、こことちゃうやないけ!」「すいませんねぇ〜何回も」と、隣りの女性に頭を下げて荷物を移動させて貰う。クスクスと笑われた。移動中、足の裏がズキンとする。未だに靴の中にトゲが残ってる。


少しウトウトして目を覚ますと、淡路島南の標識。南って事は、まだ上陸したばかりか? ヒマだ‥隣りの女性は、iPodを聴いている。音楽は聴いて間などない、と思って持参してない。 ブログを書きたいが、下を向くと酔いそうだ。


10*00室津SA
10分休憩。降りた客をカウンターで数える運転手。だが、コイツ自身もタバコを吸いに降りたので、乗ってからまた全員を数えてた。アホちゃうか? 風が強くて寒い。 男性便器に、てんとう虫を狙うと、赤い的に変わるシールがあった。 当てたが変わらず、騙されたか? アホらしくも遊ばせたら汚されない、いいアイデアだ。 明石海峡大橋は、レインボーブリッジと同じ程度に思える。本州は、こんなにも近いのか。


10*30神戸
懐かしい第二神明に入る。垂水、須磨、メリケン波止場、ポートピアランド…大阪から程近い神戸は、東京で云えば横浜にあたる。異国情緒溢れる港街、格好のデートスポットだ。何人のオンナと、何回訪れたか数え切れない。今はどーか知らないが、20年前の大阪の女たちは、どれだけ神戸のオシャレな店や場所を知っているかで、男のステータスを見定めていた時分もあった。