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本堂と納経所は、建物の二階にある。

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夕食、朝食ともに手作り且つ豪華。5300円は安い

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トンネルや暗い車道を歩く時に着用


別格14番常福寺から、別格15番仙龍寺はほぼ真南。ここと、65番三角寺、今夜の宿、一野屋旅館を結ぶと宿を頂点に逆三角形になる。
仙龍寺は少々南に突き出ているので、宿からは最も遠い。
つまり、常福寺を入れたら菱形になってしまい、どうしても一気に行きたいコースだ。

14*05
常福寺から宿まで北西4Km、今から宿入りは早すぎる。明日に持ち越せば、仙龍寺は遠い。ここからなら9.2Km。
かといって、仙龍寺から三角寺までは標高780m、4.1Kmの山越えだ。捉えきれるのか?

一抹の不安を抱えながら、無謀にも強行する。宿のご主人は心配していた。

境目トンネルの五割増し、1200m余の堀切トンネルを抜ける。
照明は左右交互で、その中間は真っ暗に近い。幸いに歩道は広いが長い分、排ガスがスゴい。手拭いをマスク代わりに口を塞ぐ。

トンネルを出た所で、初の自転車遍路に出会う。仙龍寺には宿がないので、これから向かうのかと驚いていた。

出口からの3.6Kmが、薄暗さも手伝ってか遠く感じる。あと1Kmという表示が二回あってアタマに来る。
西に見える、新宮ダムにせき止められた川はキレイだ。今でも汗がしたたり落ちてるのに、夏なら絶対飛び込みたくなる。
吉野川も、昔は泳げたが今は汚いので、子供たちもプールへ行くと、山口屋旅館の女将が言ってた。
こんな田舎町でキレイに見えるのに、汚染されているんだろうか。子供たちも可哀想だ。


16*00
やっと着いた仙龍寺。お約束の石段を登る。やはり、三角寺までは到底ムリだった。山門を出て、宿へ報告の電話を入れると、夕食に間に合わないからとご主人が迎えの接待。

三角寺までは、山越えしない場合、県道まで打ち戻らなければならないし、宿は遍路道から大きく北へ逸れている。明日はまた南へ向かい直すので、宿まではご好意を受ける事にした。次から無謀な計画をする時は夕食は抜きにしよう。

〜車内で〜
ご主人曰わく、外人客が多く、スペイン人が遍路しに来たが、スペインには高い山がなく不慣れなのと、黒いカラスを不気味がって、リタイアしたとの事。

へぇ〜欧米人も、遍路しにくるんだ。真言宗だろうか?(ん?スペインって、高い山なかったっけ?)


同宿は、二人目の別格入り女歩き遍路。東北なまりで、色々聞いてくる。別格入りなので、互いにコースは同じ。逆打ちと順打ちならではの、貴重な情報交換が出来る。自分は聞きはせず教えてあげる一方だったが。

遍路は、20年振りの二回目なので、今回は108箇所にしたそうだ。なんと軽装備で、横峯寺から標高1400mの石鎚神社成就社まで行って死にかけたという。

他にも、別格3番は滝修行させてもらえたが、水がチョロチョロしか出てなかったとか…修行マニアだろうか?

洗濯はたった300円で、乾燥〜簡単に畳むまで女将がしてくれる。これが旨いメシより嬉しい。実際、自分でやるより安い。ここも、いい宿といえよう。