ふとした事で調べたら、群馬県内に「日本一の大黒さま」と称される、その名も「大黒神社」があるではないですか。
かれこれ、15年もの長き間、群馬に住み着いているにも関わらず、全く知りませんでした。無関心とは恐ろしいものです。

〜由緒〜
第五十二代嵯峨天皇の勅命により、弘仁九年(819年)大納言藤原冬嗣卿と弘法大師が登嶽し、大国主神出雲大社の御分社として、関東の霊域に奉斉されたと伝えられており、関東の出雲として世に知られる。
妙義山 中之嶽神社
〒370-2621 群馬県甘楽郡下仁田町大字上小坂1248
TEL:0274-82-5671


さて、この大黒神社は白雲山、金洞山、金鶏山の三つの山からなる上毛三山と云われる、妙義山にありました。
ここへ行こうと思った、もう一つの理由は、鎖を使うような険しい登山道があったからです。ネット上で調べてみると、正に過酷な行を強いられる小豆島八十八ヶ所の遍路道のようです。これは、遍路へ旅立つ前の良い予行練習になると、勇んでまいりました。

国道18号線を軽井沢方面へ向かい、松井田の先を左に曲がります。
お天気が悪かったこの日は途中、近づいてくる妙義山は頂上付近がうっそうと雲がかかり、もしかして悪路な登山道が登れないかも知れないな・・と心配していました。

18号から行くと、手前に妙義神社がありましたが、とりあえず先にある大黒神社を目指しました。
歩いても妙義神社と大黒神社は行き来できるそうで、ハイキングコースにもなっていました。車道で約5キロぐらいの道のりです。更に登っていくと、どんどん、雲や霧も濃くなってきます。


大黒神社の駐車場に着くと、他府県ナンバーの乗用車にバスもチラホラと。奥にあったトイレで用を済ませ、振り向くと妙義山を背に神社の境内には、巨大な黄金色の大黒様が見えました。妙義山にかかる雲は流れが速く、大黒さまごと霊気に包まれているようでした。
駐車場から見た大黒さま


この駐車場から、車道を戻る形で400メートルほど歩くと、「石門めぐり」と云われる登山口がありました。が、しかし先日の台風9号の影響で土砂崩れを起こしたらしく、その旨の書かれた立看板があって、封鎖されていました。実は、出発前に下仁田郡ローカルのサイトで、警告があったのですが、週末なので役所や観光案内に問合せられず、来るだけ来てみましたがやはりダメでした。残念です。
封鎖中の石門群の入り口




本来は、この石門めぐりをして山を1時間以上歩いて、上から大黒神社へ辿り着くルートを選んだのですが、登山練習を諦め仕方なしに、大黒神社へ戻りました。

「日本一の大黒さま」は、間近で見るより駐車場から遠目で見たときの方が、大きく見えました。傍だと、高崎の白衣観音像の方が大きいですね。でも、大黒さまはとても大らかなお顔をされていました。
そばで見た大黒さま




大黒神社本殿から、左手に急な石段があり、数えて約147段。その上が中之嶽神社だそうです。石段の上り口には、不動明王さまが鎮座しておられました。

中之嶽神社 階段下 不動さま


石段を登りきると、社があり右手が「見晴台」と呼ばれる登山道のルートなのですが、ここも残念ながら閉鎖されていました。
右へ行くと、「轟岩」と書かれた案内がありましたが、今回の目的から外れてしまうので次回の機会にと、大黒神社をあとにして帰りに妙義神社へ立ち寄りました。


妙義神社の駐車場は道の駅になっていましたが、その建物の裏側が台風の影響か、大きく削り取られて道の駅ごと、50メートルほど下へ落下しそうな勢いでした。
早く補修工事しないと非常に危険に見えましたが、中ではフツーにおばさん達が働いてました。大丈夫なのでしょうか・・・


妙義神社も結構な勾配を登って、社に辿り着くと更に上にある本社へも
台風の影響で通行止めとなっており、代わりに 旧宮様御殿(現在は社務所)を参拝するようにとの立て札がありました。こちらも残念でした。