昨日の夜、妻に誘われて近所のブックオフに行きました。
彼女はなにか目当ての物があったらしいのですが、私はただ付き合って行った感じで特に用は無かったので気乗りしてませんでした。


彼女が探し物をしている間、自分も適当に本を見てましたが目的がないので飽きてしまいます。こんな事をしているより早く帰って写経するか、仕事するか他の事をしたな・・そろそろ帰ろうと持ちかけても、彼女はまだ探したりないようでした。

仕方ないので、フラフラと店の中を見歩いてると、ひょんなところに瀬戸内寂聴さんの痛快!寂聴仏教塾という本がありました。全く宗教や仏教に関係のない棚にあったので、尚更に感動したのですが、実は神仏を尊う以前から何故か瀬戸内寂聴さんに興味があり、一度は本を読んでみたいと思っていたのですが、すっかり忘れていました。


そこには、釈迦の出家の秘話からどのようにしてなにを悟ったのか?
また仏教とは何か?また、お遍路の聖地四国の徳島ご出身で、尚且つ仏壇仏具屋さんに生まれても、反って神仏を信じなかった、瀬戸内寂聴さん自身の出家の理由とは?
六波羅蜜多とは?八正道とは?ありとあらゆることが、事細かにまた非常に分かりやすく書かれていました。何故か、ところどころにチビまる子ちゃんの挿絵やコメントが入り、難しい漢字には振り仮名が振ってあります。

きっと子供向けでもあるのでしょうが、内容は大人向けの現実社会との対峙や比較も多く記述されており、親が子供と一緒に学ぶような本だと印象を受けました。


仏教を正式に学んだことも信仰心すらなかった私は修行中とはいえ、まだまだど素人。人はときどき人生を変えうる本に出遭うといいますが、私はこれまで様々な本を読んできて、そんな素直な感動すらも薄汚れてきてしまってました。
本当に久しぶりに良い本に出遭えたと、誘ってくれた妻にさえ感謝します。


厭離穢土欣求浄土 感謝合掌