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これまでもう幾度か、断食行の実況中継はお伝えして参りましたので、今回は細かいことは割愛させて戴きますが、、、

先日、FaceBookFriendsで、タイ人僧侶が私が断食行を始めた事を知ってメッセージをくれました。その際の会話はこうでした。

『断食は、何処の寺でやるんだ?』
『何処へも行かない。普段の生活のままだ。』
『何!?君は、フードビジネスもしているんだろう?仕事をしたままでやるのか?』
『そうだ。いつもそうだよ。山籠はしない。』
『それで10日間もやるのか?Oh!Crazy!自分にはとても真似できない。』

まー、そんな会話でした。

専業主夫行をしていた時も、一日三食、きっちり家族の食事を作りながらの断食でした。料理をするのですから、毎日スーパーへ食材も買いに行くワケです。

ほぼ、一日中、食べ物に囲まれ食べ物の事を考えておったワケです。今回も、居酒屋経営を現場に立ちながらの断食です。

目の前を常に、美味しそうな料理が運ばれ、厨房からもいい匂いがプンプンしてきます。ただ、それらを傍観しているだけでなく、その上、身体を動かし声を出し、頭を使い、いわゆるフツーに仕事をこなしながらの断食が、私のスタイルです。

私を良く知る、例えばおやまんとか、タイ人僧侶以上に驚いてますよ。彼にすれば、既に私が何度も断食をやっているのは知ってますが、先日一緒に昼メシを喰った時も、私の大学生並の食欲と大食いを見てますから。それで良く出来るなと。

冒頭の画像は私が普段、平気でペロっと平らげるボリュームです。
断食中、食事のこと食べ物のことは一切考えない。何か他のことに自分を没頭させる人もいるでしょう。山籠してひたっすら読経や真言を唱えるのも、ひとつの手でありましょう。

然れど、これが私、北斗法蓮のスタイルなのです。俗世に身を留め、俗人と共に俗人として暮らしつつ、一切衆生済度に人生を捧げる。僧侶はあくまで私の生き様であります。決して食い扶持にはせん。生きる糧ではおまへん。

だから、私が僧侶だと知らない人と話すと、『何だか、お坊さんみたいな事を云いますね。』と、云われます。それでいいのです。

堅気に見えるヤクザ。悪人に見える善人。遊び人に見えるが本物の愛を知る人、猫柳、、、何でも後ろが本物の姿。本懐です。お気付きでしょうが、exampleの猫柳を除いて世の中、反対の方がタチが悪いんでっせ。拙僧の云いたいこと、ご理解頂けますやろか。


私が断食行を定期的に厳修するのは、メタボな腹を引っ込ますのが目的ではおまへん。確かに成人男子の一日カロリー摂取量が、2〜3千kalなら1万kal食うて消費せんと7千増えますわな。一切喰わんと当然、肉脂は削がれる。

然れどそれは単に結果論なだけで、本来の目的は精神鍛錬と、断食によって心身を清浄化し、人生をワープすることができるからです。

断食開始から三日四日は、当然腹が減ります。普段、大食いですから尚更です。誘惑に打ち勝つ葛藤も必要です。イライラもします。元々、大阪人はイラチ(短気)ですから。

酷い時は修羅のように荒れることもあります。然れど、それを越えると普段有り得ないぐらい、感性と感覚が研ぎ澄まされてきます。

そして最後に来る感覚が、静寂と平穏です。とても穏やかで静かな、また豊かな溢れる気持ちが待っています。それが分かっておるので、私は今から断食明けに何を喰うか、それを考えるのが楽しい毎日です。

既に断食明けの呑み会も、ランチ、ディナーもスケジュールびっしりですw。今回はこの辺で失礼します。そろそろ、ラストオーダーなんで。断食行三日目、あと7日間。8月9日まで頑張りまっさ。


ほな、さいなら。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。

全世界核廃絶武装解除 Prayers for World Peace.
全人類が共に尊み共に助けあい共に慈しみ合いますように
We've to do Heavenly Rapture Pure Land construction.

感謝合掌 北斗法蓮