お付き合いが古い方なら元来、洗車が大嫌いな私をご存知の方は多いはず。かつて、私利私欲・酔生夢死に生きていた頃、ん千万のクルマを所有していても、一度も自分で洗ったことがおまへんでした。

かといって、見栄張るクルマに乗ってるわけですから、汚れとっても平気やないんで、つまりいっつも人に洗わせてました。洗車なんぞ、ひま人とアライグマが好んでするこっちゃと思ってました。

それが出家後、
息子に買ったミニクーパー。納車日を待たずに、本人が上京してもうた為、しばらく乗ってました。そのクルマはホンマによぉお洗ってやったんです。まー、あん時は今より遥かにひま人で、クルマそのものもちっこいから、ワックスがけまでやってもそない時間かからんかったっちゅうのもありましたが。

あー、それにもうひとつ、
ミニは、パープルメタリックのごっつい色が綺麗なクルマやったんで、ワックスを存分に塗りこんでやると、紫水晶のように輝いて、軽井沢なんか行くと木々の風景を映し込んで、そらもぅ美しかったんです。

たまに面倒臭なって洗車屋に持ってくと、『良ぉく磨かれてますねぇ〜、汚れ落としただけでビカビカですよ。』そう、云われるぐらいでした。

この、【美しい】っちゅうのが、
出家後の最大ポイントで。軽井沢自体も、以前からよぉ(≒度々)行ってましたが、そんな美しいとかいっこも思ったことなかったでんな。自然豊かな軽井沢の風景や、何とも言い表せぬ空気の違い。それらに心地よさや安堵感を覚えるようになったのは、明らかに出家後ですわ。

そやからクルマも、洗うことに縁って、磨くことに縁って、何か別なもんもついでに汚れや穢れを削ぎ落としたい。綺麗に磨きたい、、、っちゅう思いも、あったんですやろか、気のせいですやろか。


さて、前置き長ぁなりましたが、こっからが本日のお題目。あなたがもし、中古車を買ったとしましょうや。

そんでついで云うたら、あなたも私と同じく洗車嫌いとしましょうや。はい、本日はそんなあなたへのお話です。

納車されたら、そーでんなぁ、、まー1週間以内ぐらいには、いっぺんだけでも洗ってやって下さいな。なんで1週間以内かっちゅうと、根拠は納車ん時は大抵、車屋がそれないに綺麗にはしてきまっしゃろ。そやから、さほど汚れも酷ない内の方が楽っちゅうことです。それと、

まーいっぺんだけなんで、渋々でも手洗いで洗ってやってもろぉてから、高級なフェイスタオルか何かで丁寧によぉ拭き上げたって下さい。次に、ワックスをかけるんですが、、、宜しいでっか?

こんなんまた書いたら、おっ師匠さんに憤慨メールを頂きそうですが、敢えて容赦なく書きます。それが北斗法蓮ですんでw。

一部の男にとって、一部のクルマは、オンナと似たようなもんです。余談でっけど、私はクルマとオンナ。どっちも好きでした。愛してきました、それなりに。そやけど、これも出家後、(明確な根拠はないですが)オンナより、クルマが好きなんやと悟りました。と、皆さんに宣言致しました。が、、

今ここで、それを撤回します。アッサリw。
いやいや、また何人も囲ってとか、そんなするつもりは毛頭おまへんけど、気に入ったクルマさえあれば、一生オンナなしでええんかってそれは無理です。っちゅうか、そこまで惚れ切れるクルマが今、見当たらんっちゅうのもありますけど。

ゴチャゴチャ書きましたが、要するにオンナ=クルマやと。クルマに興味のない女性読者からは、『男の玩具に過ぎない車なんぞと一緒にすなっ!』と、怒られそうですが。そない云われても、男にとってオンナもクルマも、慰みものにするんか、愛するんかどっちかやと思うんでっけど、、、あーぁ、これで女性読者また減りまんなw


まーまー、中古車っちゅうと、
何人かのオーナーが乗り継いできたわけですわな。オンナで云うたら、何人かの男と付き合ぉてきた、つまり抱かれてきたと。そやから新車は処女ですわ。新車好きの男、居てますやろ?何の癖もついてない、サラピン。

その代わり、どこがどうって何も分からん。誌面のインプレか、わずかな試乗しか具合を探れん。あなたの走りの癖を受け入れてくれんのか?あなたを更に男前にしてくれんのか?その逆なんか?それも分からん。

まー中古車も同じ事が云える部分ありますが、ネット時代、ナンボでもオーナートークを聞く・読むことが出来ます。或いは、整備工場を併設しとる車屋のブログ読んだら、修理に入庫したりしとるんで、そのクルマのウィークポイントが分かったりもしますわな。

余談続きますが、
新車は或る意味、工業品を買う。マシンを買う。っちゅう感覚ですやろか。注文通りに仕立てられたものが届く。元・建築家とすれば、住宅を造るのと似てまんな。クルマは住宅ほど強烈な個性は出せませんが。

一方、中古車は縁です。縁。えにし。
これは中古住宅も同じ。あなたが買おう!と思った、その時、その瞬間に出会えるクルマは限られています。同じクルマは二つとありまへん。住宅も然り。世界でひとつ。大袈裟やなしにでっせ。おんなじモンはないんです。


さーさ、ええ加減に洗車しましょ。
さて、まーなんせ、まず、じっくりゆっくり丁寧に、全身を、、あいや、全体を洗ってやって下さい。高級タオルは用意しましたか?新品でっせ、勿論。そんなケチケチしなさんな。そんなタオル一本ぐらい、クルマ専用にしたりなさい。

実は、この拭き上げん時がいっちゃん大事なんです。なんでかっちゅうと、そらもぉー隅から隅まで、丁寧に丁寧に拭いてやると、そのクルマの歴史が見えてきます。

クルマの四方角やドアミラーに擦り傷があったり、ボンネットやフロントスポイラーの飛び石による傷、ホイールのガリ傷など。逆上せた試乗時には気付かんかったけれど、見えてくるこれらの傷が、年式や走行距離に反比例して多ければ、今までの男(オーナー)から、そないに大事にはされてなかった女(クルマ)やっちゅうことです。

オンナの身体もそうでっしゃろ。
服着てたら見えん傷も、肌を重ねれば曝されるわけですから。その傷が、元彼や今旦那によるDVなのか、子供ん時のか、単にドン臭ぁて年中〜どっかブツケとんのか、交通事故か、、、

一々理由は訊かんで宜しい。
そーゆー傷を見つける度に寧ろ、あなたに彼女(クルマ)が心を許していってくれてると思いなはれ。そこは黙って優しく、よぉくワックスを掛けてあげなさい。

さぁフィニッシュです。
まだ、イッったらあきまへん。男は後。オイオイどこ行くねん?セーム革持ってまっか?鹿のなめした革です。管楽器屋か、カメラ屋でも売ってます。

そいつで丁寧に丁寧に磨いてあげましょう。
ほんで必ず、『めっちゃ綺麗やで。』『オマエ、ほんまに綺麗やん。』と云ってあげましょう。背中にニキビあとがあるオンナでも、うなじの綺麗なコも居てますし、お腹が多少たるんどっても、脚の綺麗なコも居てるでしょ。そやから綺麗なところを見つける度に、存分に褒めてあげましょう。

ほんだらアラ不思議。
ホンマに綺麗になります。めっちゃに綺麗になります。そしてそない大事にしておれば、いざ走り込むときに、きっと彼女(クルマ)は、あなたの手と足と脳と目と耳の感覚と一心同体となって、思いのままのトレースを刻ませてくれることですやろ。お試しあれ。

ほな、さいなら。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。

全世界核廃絶武装解除 Prayers for World Peace.
全人類が共に尊み共に助けあい共に慈しみ合いますように
We've to do Heavenly Rapture Pure Land construction.

感謝合掌 北斗法蓮