前稿続きです。
前橋ではありませんw。

十、発菩提心真言(ほつぼだいしん)
『白浄(びゃくじょう)の信心を発(おこ)して 無上の菩提を求む。願わくは自他もろともに仏の道を悟りて 生死(しょうじ)の海を渡り すみやかに解脱の彼岸に到らん。』
『おん ぼうち しった ぼだはだやみ・・』三遍

十一、三摩耶戒真言(さんまやかい)
『我らは御仏の子なり ひとえに如来大悲の本誓(ほんぜい)を 仰いで不二(ふに)の浄信(じょうしん)に安住し 菩薩利他の行業(ぎょうごう)を励みて 法身(みほとけ)の慧命(いのち)を
相続し奉らん。』
『おん さんまや さとばん・・』三遍

十二、開経偈(かいきょうげ)
『無上甚深(むじょうじんじん)微妙(みみょう)の法は、百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも逢(あ)い遇(お)うこと難(かた)し、我れ今、見聞(けんもん)し受持(じゅじ)することを得たり、願わくは如来の真実義(しんじつぎ)を解(げ)し奉らん。』
『無上甚深 微妙法(むじょうーじんじん みみょうほうー)
百千万劫 難遭遇(ひゃくせんまんごう なんそうぐうー)
我今見聞 得受持(がこんけんもん とくじゅじ)
願解如来 真実義(がんげにょらい しんじつぎー・・・)>』

十三、読経 般若心経
『般若心経は仏教の精要(せいよう) 密蔵(みつぞう)の肝心なり この故 誦持講供(じゅじこうく)すれば苦を抜き楽を与え 修習思惟(しゅじゅうしゆい)すれば 道(どう)を得、通(つう)を起こす 誠にこれ 世間の闇を照らす明燈(みょうとう)にして 生死(しょうじ)の海を渡る船筏(いかだ)なり 深く讃仰(さんごう)し 至心に読誦(どくじゅ)し奉る・・。』
『佛説(ぶっせつぅう)魔訶般若波羅密多心経(まかはんにゃーはーらーみったーしんぎょぉおお・・)』一巻

十四、読経 観音経 偈文 
『妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈 第二十五(みょぉお ほーれんげきょー かんぜーおんぼーさつ ふーもんぼんげぇーだいにじゅうごぉおお・・)世尊妙相具 我今重問彼 佛子何因縁(せぇーそんみょうそうぐ がーこんじゅもんぴ ぶっしーがーいんねん・・)』一巻 
参照:観音経

十五、読経 十一面陀羅尼経
『十一面観世音菩薩随願即得陀羅尼経(じゅういちめんかんぜーおんぼーさつ ずいがんそくとく だーらーにーきょぉおお・・)如是我聞。一時。仏在補陀落山。為衆説法。(にょーぜーがーもん。いちじ。ぶつざいふーだらくせん。いーしゅーせっぽう・・)一巻
参照:十一面陀羅尼経

十六、読経 大聖歓喜天使呪法経
『大聖歓喜天使咒法経(だいしょうかんぎてーんん・・しじゅほうーきょうー)唐南天竺国三蔵菩提流志奉 詔訳(とうなんてんじくこくさんぞうーぼだいるしぶしょうーやくー)爾時。毘那夜迦於?羅山。(にーじー。・・びなやきゃおけいらせん・・)』一巻
参照:大聖歓喜天使咒法経

十七、ご真言
大日如来(金剛界)
『おん あびら うん けん』
佛眼佛母真言
『おん ぼだろ しやに そわか』
十一面観音真言
『おん ろけいじん ばらきりくそわか』
『おん まか きゃろにきゃ そわか』百遍
軍荼利明王真言
『おん あみりてい うん はった』
大聖歓喜天真言
『おーむ ふりーひ ぎゃく うん すう”ぁーはー』千遍
*限りなくより原語に近い発音で、入我我入(にゅうががにゅう)を容易とする。
*ふりーひの、"ひ"は、ほぼ無発音。英語語尾のg、t、などと同様。
*千遍と云うのは、他の諸神諸仏、本尊に類を見ない圧倒的ボリュームである。初めて観れば驚くだろう。私もそうだった。

だが、一度でも入我我入を経験すれば、即ちこの千遍が然るべく必須だと悟る。但し、集中してこその千遍。慣れるまで20分を要し、その長い時間分、雑念に囚われ易い。

従って寧ろ、仏前よりも通勤電車や車の中、会話せずとも済むような仕事をしながらなどの方が集中しやすいこともある。日本仏教界の伝統と常識を覆すこの方法は、私が世俗修行の中で編出したものであり、日々謀殺される在家にあっても聖天信仰を怠らず、以って早期願望を手にする秘策である。いつかの稿で詳しく享受したい。

毘沙門天真言
『おん べいしら まんだや そわか』
三宝荒神真言
『おん けんばやけんばや そわか』
諸神通用真言
『おん ろきゃろきゃや きゃらや そわか』
光明真言
『おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだらまに はんどま じんばらはら ばりたらうん』
大金剛輪陀羅尼(だいこんごうりんだらに)
『なまくしちりや じびきゃなん さるば たたぎゃたなん あん びらじびらじ まかしゃきゃら ばしり さたさた さらていさらてい たらいたらい びだまに さんばんじゃに たらまち しったぎれいたらん そわか』

十八、結願文(けちがんもん)
『我等所修三業善(がとーしょーしゅうーさんごーぜん)
回向大日淨法身(えーこうーだいにち じょーほっしん)
大光普照觀自在(だいこーふーしょうー かんじーざい)
回向本尊歡喜天(えーこーほんぞん かんぎーてん)
受此供養増神力(じゅーしーくーよー ぞうーじんりき)
回向雞羅諸眷属(えーこーけいらー しょーけんぞく)
受此供養増補力(じゅーしーくーよー ぞうーほーりき)
宝祚永久萬民樂(ほーそーえいきゅうー まんみんらく)
四海泰平興正法(しーかいたいへい こーしょうーぼう)
護持某甲除災患(ごーじーむーこう じょーさいげーん)
家内安全得吉祥(かーないあんぜん とくきちじょうー)
心中所願悉円満(しんちゅうしょーがん しつえんまん)
回施法界皆成就(えーせーほうかい かいじょうーじゅ)』

十九、大聖歓喜天和讃 晩行
参照記事

二十、祈願・願意
『上来(じょうらい)、誦持(じゅぢ)する所の功徳を以って、願わくば護持某甲(ごじむこう)*各々名前と、願意(随意)を述べる* 全世界、全人類一同。皆々の思い祈り願い満ち満ちて如意円満ならしめ賜え。』

二十一、廻向(えこう)
『願わくばこの功徳を以って遍く一切に及ぼさん。沈々たる三界(さんがい)の群類世々の恩所(おんじょ)に非ずと云うことなく、蠢々(しゅんしゅん)たる六道の含識(がんしき)生々(しょうじょう)の親族に非ずと云うことなし。』
『然れば早く一佛(いつぶつ)の芳縁(ほうえん)を結んで、同じく三菩提の妙果(みょうか)を期(ご)せん。廻向の功力(くりき)豈(あに)然らざらんか。あぁ、仰ぎ願わくば大聖大悲歡喜大天、必ず一座の講莚を納受し、速やかに二世(にせ)の所願を成就せしめ賜え。』

『願以此功徳(がんにしくどく)普及於一切(ふぎゅうおいっさい)我等與衆生(がとうよしゅじょう)皆共成佛道(かいぐじょうぶつどう)
尊天上様に導かれること、この上無き尊き道や・・』
『南無大聖大仁慈歡喜雙身天王 自他法界平等利益・・』 三遍

*数珠を擦り、天尊を仰ぎ観、真言を唱え心ゆくまで繰り返す。
*満足せしめたら、平伏し各々願意・祈願・報謝を述べる。
*四拍手、五体投地で締める。前半記事参照。

なお、晩行の別座として、
先祖及び涅槃に立たれた方々への供養に 弥陀讃・百念佛
就寝前に、大聖歓喜天講莚がある。


それではまた。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。

全世界核廃絶武装解除 Prayers for World Peace.
全人類が共に尊み共に助けあい共に慈しみ合いますように
We've to do Heavenly Rapture Pure Land construction.

感謝合掌 北斗法蓮