*極力、古い文字は使わず読みやすいようにしてあります。
*晩行の特徴は、儀式次第のいちいちを和訳にしてあることです。これを日々読誦しておれば自ずと意味がそれぞれ理解できてゆき、嫌な仕事のようにやればいいと云うのでなく、決して事務的ではない心から安らぐ神仏と向き合う時間を得られるようになります。
*真なる信仰とは勧められるものでなく、比較検討するものでもなく、増して強要されるものでなく。自ら求めし時に、ごく自然に縁(えにし)賜るものであります。

【大聖歓喜天宗・勤行次第】〜晩行〜Model 11'
ご挨拶

『大尊天上様、本日も有難う御座いました。云々・・・』
当日の報謝を述べたのち

先ず、天部降神の儀 天部降神の儀とは
『そもそも、歓喜尊天とは。諸神諸仏の父母一切衆生の根元にして、一礼一敬もその功徳の御力、我ら計り知ること、とてもとても能(あた)わずとは。』
『御仏の金言、諸神諸仏の捨て賜うよな、我ら愚願も一心に信じるものは、ただちに成就せしめるは、この天尊上様だけのご誓願なるぞ。有難や。』>
『洵(まこと)に末代澆季(まつだいぎょうき)相應(そうおう)の尊天と申し奉るべく、豈(あに)信仰せざるべけんや。信じざるべけんや。』

『ノウボビ ノウヨクキャ シャカシッチ ボキャシャタニャタオン ノウヨクキャ ノウヨクキャ ビノウヨクキャ タラヨクキャ ハリタラヨクキャ ショウギャカシッチ ショウギャカシッタ センジキャラ ソワカ』三遍

壱、金剛合掌禮拝
五体投地
参度目のちに、伏せたまま聖天様の御足を押し戴きつつ、当日のご報告・感謝の念をお伝えする。

弐、着座 普禮真言(ふらいしんごん)       
『おん さるば たたぎゃた はんだまんなのぉ きゃろみ』>

参、惣禮(そうらい)
『我此道場如帝珠(がしどうじょうにょたいしゅ)
聖天部類影現中(しょうでんぶるいようげんちゅう)
我身影現本尊前(がしんようげんほんぞんぜん)
頭面接足帰命禮(ずめんせっそくきみょうらい)
南無大聖大悲歡喜大天部類 眷属降臨道場(なむだいしょうだいひかんきだいてんぶるい けんぞくごうりんどうじょう)
哀愍於我悉地円満(あいみんおがしっちえんまん)>』

四、解穢真言(ぐえしんごん)
『おん くろだのう うんじゃく』七遍

五、懺悔(さんげ)*『ざ』ではなく、『さ』んげ と読みます
『無始(むし)よりこのかた 貪瞋痴(とんじんち)の煩悩にまつわれて *この身とこの口とこの心に 日夜造ってきたところの 諸々の罪咎(つみとが)を 本日今此処に 皆悉く懺悔し奉る』

『我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞう しょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆむ しとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんご いししょうしょう)
一切我今皆懴悔(いっさいがこん かいさんげ)
南無慚愧懺悔六根罪障一切清浄(なむざんぎさんげろっこんざいしょういっさいしょうじょう)>』

*の部分において、自分の手を腹・口・胸に手を当てながら、過去からその日一日までを振り返り、罪咎を心より反省する。
人は生きている限り、何かしらの形で人を疵付け迷惑もかけ、気も遣わせている。この懺悔を毎晩繰り返すことにより、その日その日の罪咎を明日に持ち越さぬ、清浄な心を保つことができる。

六、三帰礼文(さんきらいもん)
『億々生死(おくおくしょうじ)の中(うち)、受け難きは人身(じんしん)。劫々流転(ごうこうるてん)の際にも、遇い難きは佛教なり。』
『偶々(たまたま)受け難き人界の生を受け、幸いに遇い難き聖天の法に遇う。機縁の至り感涙抑え難し。』

『自ら仏に帰依し奉る。当(まさ)に願わくば、人々が大いなる仏道を体得し、無上の悟りに向かう心を興しますように。』
『自ら法に帰依し奉る。当(まさ)に願わくば、人々が深く経典を学び、海のような大いなる智慧を得られますように。』
『自ら仏教徒の集いに帰依し奉る。人々が和合の集いを持合い、何ものにも妨げられぬ、自由な境地を得られますように。』

『自帰依仏(じーきえぶつ)当願衆生(とうがんしゅじょう)
体解大道(たいげだいどう)発無上意(ほつむじょうい)
自帰依法(じーきえぶつ)当願衆生(とうがんしゅじょう)
深入経蔵(じんにゅうきょうぞう)智慧如海(ちえによーかい)
自帰依僧(じーきえぶつ)当願衆生(とうがんしゅじょう)
統理大衆(とうりだいしゅー)一切無礙(いっさいむーげー)>』

七、三帰(さんき
『この身今生(こんじょう)より 未来際(みらいさい)を尽くすまで深く三宝(さんぽう)に帰依し奉らん・・・
弟子*某甲 尽未来際(でしむこう じんみらいさい)
帰依佛 帰依法 帰依僧(きえぶつ きえほう きえそう)』 

*某甲(むこう)とは、"それがし"≒お前(たち)のこと。
本堂で合同読経や団体遍路では、混合する為そのままでも良いが、自宅での勤行や単数参拝の際は、某甲のあとにご自分の名前(現在、過去の戸籍名・戒名・法名など)を挿入して読む。

八、*三竟(さんきょう)
『この身今生(こんじょう)より 未来際(みらいさい)を尽くすまで ひたすら三宝(さんぽう)に帰依し奉り、永久(とこしなえ)に変わることなからん。』

『弟子某甲 尽未来際(でしむこう じんみらいさい)
*帰依仏無上尊(きえぶつむじょうそん)帰依法離塵尊(きえほうりじんそん)帰依僧和合尊(きえそうわごうそん)帰依佛竟 帰依法竟 帰依僧竟(きえぶつきょう きえほうきょう きえそうきょう』

*三竟(さんきょう)の、竟(きょう)とは終わりのこと。即ち、帰依し終わりました。帰依の完結を示す。帰依しきりましたの意。
*真ん中の、帰依仏無上尊〜は、何故帰依するのか?その理由を説いている。例えば先のは、"仏は無上なる尊き存在である。故に私(たち)は帰依致します。と云う意。

九、十善戒(じゅうぜんかい)
『この身今生(こんじょう)より 未来際(みらいさい)を尽くすまで 十善の御教えを守り奉らん。』

弟子某甲 尽未来際(でしむこう じんみらいさい)
不殺生(ふせっしょう)不偸盗(ふちゅうとう)不邪淫(ふじゃいん)不妄語(ふもうご)不綺語(ひきご)不悪口(ふあっく)不両舌(ふりょうぜつ)不慳貪(ふけんどん)不瞋恚(ふしんに)不邪見(ふじゃけん)』


次稿、後半へ続きます。

それではまた。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。

全世界核廃絶武装解除 Prayers for World Peace.
全人類が共に尊み共に助けあい共に慈しみ合いますように
We've to do Heavenly Rapture Pure Land construction.

感謝合掌 北斗法蓮