mini_111024_0958


長閑な三重の風景。
鈴鹿連山は地平線を越え、視界を越え
勿論、携帯カメラに収まらぬ180度以上のパノラマが広がる。

いやいや、今回は大阪の話し。
ひとつぐらい絵がないと、つまんないでしょとりあえず。


橋下大阪府知事が任期途中で辞任してまでも、来月末の大阪市長選に挑む。彼の構想は、主権地方都市の大阪市と堺市を解体し、八つの自治区に再生すること。従来、大阪市長が選んできた区長を選挙制とすること。本来、我が国でも東京に続くべき経済都市であるはずの大阪市民の、二十年近く続く所得減少に歯止めをかけることなどである。

『大阪をぶっ壊す!』橋下現・大阪府知事の発言は、ラテン系な大阪市民といえども特に現・大阪市長に近い年齢の保守的な市民からすれば、過激としか受け取れないかも知れない。

彼は頭がいいはずなのに、若いのか。と云っても、私よりも四つか五つ下なだけだが、、熱い情熱は認めるが立場を弁えた発言に、些か配慮が足りぬ印象も受けなくはない。

宗教家や事業主ならいいが、市民に選ばれてこそ彼の野望達成の道が開くのであれば、もう少し野望を内に秘めクレバーな戦法を展開してもらいものだ。素直なのかな、、私のような海千山千ではない、育ちの良さそうな感じがしますさかいね。

信長然り。
本当の再生は、既成破壊の粉塵の中からしか生まれない。とも私は思う。福島、宮城と被災地を廻ってくる中で、前例がないことや、一部の官僚・政治家・公益法人・自治体・市民団体などによる、もはや無用と呼ぶべき長年の結託による利益独占は、破壊するしかないとまで感じてきた。

未曾有と云う、戦後国民が経験のない、広範囲に及ぶ災害が発生したのだから、即ち、想定外の大事件が起きたのだから、古びた規制を即刻緩和若しくは廃止して対応していかねば、いつまで経っても被災者の暮らしは改善されず、被災者が元の生活に戻れると云う、現実的な復興にはほど遠い日々がただただ、過ぎてゆく。

大阪に限らず、既成破壊は日本全体に必要であることは確かである。腐敗したる規制をコントロールする力を持つものたちよ。いい加減に小さな利益と我が身だけの欲を捨てよ。利権を手放したあとの人生が怖いか?心配するな。己が愚か者こそ、お聖天さまが新たな人生を導いて下さる。そしてその新しい人生は、かつてないほど幸福感に包まれるであろう。

臆するな。私とて、かつて出家前に我が手にあった金銭的なもの、物質的なもの、権利的なもの含めて今は98%自ら手放し我が手にあらず。それでも生きているし、後悔することもなく、丸々かつての人生に戻りたいとは思わぬ。


我が家だけの幸せは有り得ぬ。
我が町だけが良くても幸せでは居られぬ。

大阪市だ、大阪府だ、東京だ、
そんな小さな思考回路でどないしまんねん。

町内が、県内がようても、日本があかんかったらどもならん。
日本がようても、世界情勢が悪けりゃ影響を受ける。

世界がようても、地球がようても
宇宙が終われば皆、しまいや。

家内安全とは、宇宙安全のことでっせ。


それではまた。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。

全世界核廃絶武装解除天下泰平
全人類共尊共助共慈密厳浄土成就


感謝合掌 
北斗法蓮 百拝