さて、Twitterでお知らせしましたように、九月晦日より吉野山に籠り、大峯山護持院のひとつ、櫻本坊における吉野聖天尊大祭に参列してまいりました。

そもそも、聖天像は秘仏とする寺院が九割以上。そして浴油祈祷自体、厳修される寺院が減少している中で、なんと!この櫻本坊では、秘仏開帳のみならず浴油祈祷まで観ることが出来るのです。


ご開帳と云う事だけは事前に知っておりましたが、まさか密教究極の秘法である浴油祈祷まで観れるとは、、、


更に、もっと驚いたのは、自分自身の手で杓にすくわれた油を雙身聖天像に注ぐことが出来る。

即ち、ご自身の手で浴油供を行い、目の前にいらっしゃる聖天尊に直接、願意を申立てることが出来ると云うことです。


これには本当に驚きました。真夜中の深山幽谷にも関わらず、本堂の中には、総勢百人以上いたでしょうか。

その中の二十人ほどが、修験道総本山らしく行者の方々。八名ほどの僧侶がご住職を囲み。私を含め、数名の他寺院の僧侶。それ以外、全て完全な在家若しくは一般参列者です。

行者さんや、私たちだけでなく、そんな一般参列者の方々も、ただ拝観出来るだけではなく、全員が全員、聖天様の御前に膝を付き、浴油供を体験出来るのです。


本当に驚きました。
訊くところによると、若い一般参列者の方々でも四年連続ですとか、熱心な方が多かったこと。

今まで、生駒聖天、待乳山聖天、妻沼聖天などで多くの信者にお会いしてきましたが、どこも共通しているのは、私が最年少なほど中高老年者が多かったのですが、

それに比べ、吉野聖天には若くして熱心な聖天信者、或いは強い興味を持つ若者が半数を占めるほどいた事にも驚きました。

若いと云うことは、それだけ未来が長いと云うこと。

思想・信仰の広がりや、自分自身は無論、他人や世間に与えていく影響も大きいと云うことでありましょう。


宿坊施設を備えた、櫻本坊はお風呂やトイレも改装したはがりか、とても綺麗で快適でした。

お風呂には、馬油のボディソープとシャンプーが。まるでどこかの温泉旅館のよう。

夜と朝に頂いた、お弁当のお接待も精進ではありますが、予測していたよりも決してケチ臭いものでなく、美味しくひもじくなく戴きました。


このような、年に一度の行事に参列させて頂いた奇跡に、ご縁に心から感謝致す次第で御座います。皆さんも、是非来年はご参列をオススメ致します。


今回の参詣で、私にとって最も大きな収穫となったのが、櫻本坊で佛縁賜りました、岩手盛岡の僧侶。

同じ高野山真言宗の出身であり、また同じ時期に四国歩き遍路をし、そして彼もまた初代として私寺建立を目指す聖天行者だったのです。

もう、話せば話すほど共通点や共通の知人がいたり、とにかく話してて独特な身振り手振りも相まって、面白いのですっかり彼を気に入ってしまいました。

彼もまた、私を気に入ってくれ、帰りは山門まで私を見送ってくれました。


これからもきっと彼とは、互いに訪ね合って論議を重ね、聖天様の奇しき御力を御借りして、一人でも多くの苦しみ悩む人々の力になっていきたい。そう心に誓いました。


まだまだ、パソコンの使えぬ環境ですので、携帯更新につき読みづらいところが御座いましたら、お詫び致します。


それではまた。
本日もおおきに。
ご高覧に感謝致します。


核廃絶 武装解除 世界泰平 全人類共尊共幸


感謝合掌 
北斗法蓮 百拝