前日8月9日、宇都宮の駅付近で宿を取り
関東八十八ヶ所遍路最終日、8時出発〜24番の生福寺より
最後のお勤めに廻りだしました。

逆打ちにて、23番光明寺〜22番東海寺〜21番観音寺とめぐり
ついに、満願を果しました。
21番 観音寺


最後の観音寺のご住職は、かなり高齢の方でしたが
とても物腰柔らかく、「こんな格好で申し訳ない、どうしようもなくて」と大変、ご謙遜されていらっしゃいました。

この日、一枚だけ持参した写経もお渡しすると、「はい、お預かりします」と、とてもとても丁寧に接していただき、最終遍路に相応しく晴れ晴れとした気持ちでお勤めを完了できましたこと、深く深く感謝しております。

この観音寺は、大正八年の大火で伽藍の全てが消失し、現在の建物はその後の再建だそうですが、入り口左側にあった最も古いお堂を、恐らくご住職の奥様と思われる方が、着いたときから帰るときも一生懸命に雑巾掛けをされており、とても快くご挨拶を交わしました。
21番 観音寺2




この旅にかかわった、全ての方々に

感謝 合掌
厭離穢土欣求浄土