今朝、
いつものように勤行のため
天堂の前に平伏し、聖天さまを仰ぎ見れば

壁に文字が顕れました。

《己の生きる道、志事に励め・・》と。


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丁度、画像向かって右側
梵字で書された守護神であられる
三宝荒神さまの御真言の右横、宝印軸との間壁です。


私にとって人生最大の志事、
それが私の選んだ道、私が生きてきた男道の集大成。

全身全霊、全知全能を傾けて
魂を燃やし尽くして取り組むべき、志しの行(ぎょう)。

云わば志行。


今までの人生においても私は、
目の前に、平坦な道と荒れた道があれば
迷わず、未踏の道を選んできました。

それが私と云う、男の性分。

人と同じ風には生きたくない、
人と同じことはやりたくない

人のやらないことをやる
やってやれないことなど何もない


己の天運と
己の力だけを信じて生きてきました。

そんな私が今、神仏に魂ごと帰依し、
天地宇宙の如き、神仏の希有なる御力を拝借し
即身成仏によって畏れ多くも時に神仏と一体と成り得て

今、私は私の心の中に
私史上、漲る最強最勝の力を感じます。


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このバジュラを以ってして
勤行の前に我が身、我が心を淨めます。

天地宇宙の気を集め、
我が身は海よりも深き宇宙に置き抱かれ

天堂に香り沸き立つ、
聖天さま専用の高貴な香の漂う中、
私は毎日、こうお唱えしております。


《大日如来よ、・・》
《我に御仏の御力を貸し与え賜え、》*バジュラを右肩に
《我に御仏の智慧を貸し与え賜え、》*バジュラを頭部に
《我に御仏の御心を貸し与え賜え、》*バジュラを心臓に

《如来は我なり、然らば我も如来の子なり、》
《如来は大宇宙なり、然らば我も少宇宙成り、》

《我が煩悩のチャクラを淨化し賜え、六根罪障一切清淨・・》

《瞋りの心、貪りの心、愚癡の心・・》
《まやかしの心、偽りの心、誤魔化しの心、・・》
《私利私欲我欲見栄の心、謀り事の心、荒ぶる残忍な心、・・》
《怠りの心、横柄横暴な心、愛欲淫欲の心・・》
《無慈悲な心、心無き心を洗い流し賜え、さもなくば・・》

《直ちに殺め賜え・・》
*バジュラを心臓に刺します

ふたたび気を集め・・
《我が煩悩は我欲に非ず、少樂少欲に非ず、》
《我が煩悩は大樂大欲、大安樂なり、》
《即ち、御仏の大慈大悲、菩提心なり。》

《我が煩悩は清淨なる故に天高く昇華させ、》
《御仏の境地へと秘密荘厳心へと導き賜え。》

気が最大になった処で頭から被ります。
《我、人共、一切衆生が救われんがため・・》
《遍離一切私欲 請求一切衆生幸福 密厳国土悉地成就・・》
《厭離穢土欣求密厳浄土。》

大日如来の御真言を唱えながら
バジュラを振りかざし、己の悪しき煩悩を断ち切ります。
《アビラウンケン アビラウンケン アビラウンケン・・》



本日もご愛読、ご訪問。洵に有難う御座いました。
願以此功徳 普及於一切 我等與衆生 皆共成仏道

感謝合掌
北斗法蓮 百拝


断食行 十六日目



〜編集後記〜

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家の目の前の公園に
こんなキレイな花が咲いてました。

周りの木々は既に枯れ切っているのに・・


もぉなんやかんやと、
此処に9年も住んでいるのに・・

全く気付きませんでした。
そんなモンですね。


大阪に帰郷した際も、
いにしえの古都、社寺仏閣の宝庫
奈良と京都に挟まれし、我が故郷・大阪。

大阪の街ですら、
秀吉が浪花に栄耀栄華の夢を見た大阪城を始め、
到るところに戦国の最中、時代背景となった
様々な風景や史跡が残されてます。

四天王寺、天王寺、藤井寺・・
寺の名の付く、歴史的な駅も数多く現存します。

全く、
全く振り向きもせず、大阪での人生を過ごしました。


そんなモンでしょう。
大体、人生なんてそんなモンです。

然し、私は私の今までの人生を悔いはしません。

今までの私の人生があったからこそ、
今からの私の人生があると、そう信じて疑いません。

誰かと出逢い、
誰かに恋することも愛することも

誰かを愛し誰を傷つけ誰かに傷つけられた
そんな今までがあって、遠回りしてこそ

だからこそ今、
愛することが出来ると

そう信じています。


法蓮