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ご近所の不動寺にいただいた
高野山のカレンダー


五宝塔にも雪が
こんなに積もる季節になりました。

本年も残すところ
あと二ヶ月。たった二ヶ月。


去年、一昨年の今頃。
2007年の11月4日
私は家族に黙って四国へ旅立ちました。

ただ独り、黙々と毎日、
四十四日間、遍路道を歩き続けました。

同年、12月17日
四国を離れ高野山へ満行御礼参りに行きました際
真っ白な雪が私を祝うように迎えてくれました。


あの日、あのときから
二年が過ぎようとしています。


私は現在、
度々お話ししておるように

四つの事業を目論んでおります。


壱つには、云うまでもなく
寺院建立

弐つには、
総合福祉教育施設の併設

三つには、
保養所施設の整備建造

四つには、
それら三つの事業を、寄進だけに頼らず
自助努力に拠って運営維持していくための事業


この中で収益を目指す営利目的の事業は
唯一、最後のものだけです。

それすらも、
その収益の大半は、前述三つの事業へ転換されます。

私や、私の家族、身内だけが
潤う目的のものは何ひとつありません。



先の三つの施設は
宗派問わず、誰もが利用できるものにします。

戦後を生き抜き、この日本経済を支えて下さった
人生の先輩方に感謝と敬意を表し尊敬の念を込めて

特に高齢者や障害を持つ方々のためにも
全ての施設はパーフェクトバリアフリーを目指します。


また、日本の世界の未来を担う子供たちにも
親居るいない関係ない、お金あるなし関係なく
自由に伸び伸びと、未来像を描いてもらうため

老いる命と、輝いてゆく命
両極の命を繋ぐのは我々、中高年の役割と考えます。

誰もが平等に学び、希望の持てる日本を世界を
誰もが幸福を感じずには居られない、明日にするために。


そして私はこれらの事業を
一日も早く全う成就させることに心血と魂を注ぎ

お膳立てし、素材を吟味し調理して
土壌を肥沃に耕し、基盤を安定させたのを見届けたならば
それら資産、意思の一切を他人に委ね、私はまた旅に出ます。


世界には、インド・中国は勿論
ヨーロッパ各国にも様々な巡礼道があります。

南スペインからフランス北部へと続く
1500キロに及ぶ、あの巡礼道も歩きたい。


インドから中国へ
そして空海が伝え、我が国で根付いた密教。

更に東へ東へ
アメリカ西海岸へ東海岸へ、
そしてヨーロッパへ、シルクロードを行き
中東へインドへ。

そして
最終的に空海を認め空海に密教を託した
中国へ御礼巡礼がしたいのです。

以前、皆さんへ話した気持ちは
私の中で何壱つ変わっておりません。

世界一周、巡礼の旅。
その道中では宗教、宗派など私には関係ないんです。


また私は、かつてお話した通り、
住職に留まる気は毛頭御座いません。

まーなれんでしょうが、
大僧都など高僧の位にも、全く興味が御座いません。

増して慈善事業家として、
世に名を馳せることにも全然魅力を感じません。


私はあくまで生涯歩き遍路。

死ぬときは路上で死にたいのです。
歩き遍路のままで死にたいのです。

あの空也のように・・
あの一遍のように・・

遊行巡礼に生き果てる

当時の朝廷さえも 一時期の夢幻と下した
あの空海のように・・

息が自分で出来る限り 同行二人
御大師さんと二人歩き続けたいのです



本日もご愛読、誠に有難う御座いました。
感謝合掌 法蓮

厭離穢土欣求密厳浄土
願以此功徳 普及於一切 我等與衆生 皆共成仏道