先ほど久々に・・
気合の入った勤行を修しました。

先だって24日、マジシャン高橋さんが講演のため
我家へ立ち寄られ、朝晩と二座共に修しました際も
普段、人前で修することの滅多にない私は、如何に

いつもと変わらぬ、ありのままの勤行を御見せ出来るか?
ここに相当な重きを置き、当日気合を入れて勤行に励みました。

丁度、あの日から遡ること、二三日。
本年葉の月、新月朔の日 二十日あたりから
毎日の勤行の時間を、このように変えたばかりでした。

●朝行一座二座・・・正午十二時より
●晩行三座四座・・・深夜十二時より

いずれも大体であって、諸用で前後二時間ほど
ズレることも多々御座居ます。

ただ、お給仕及び供物献上は
●朝・・・午前十時
●夜・・・午後六時

と、こちらはそう変わることは御座居ません。
なぜなら、家族の食事時間に合わせてメシを炊いておりますれば
炊き立てのご飯を進呈致すためにあります。

ほんの以前までは、
●給仕、お供え

●すぐ勤行

みたいな流れでありました。
特に、夜の勤行を深夜に移行したことで
以前も、外出しておったりして、晩行が深夜に及ぶことがあって
そのときは、疲れもピークになる一日の終りに勤行に臨むのは
かなりシンドイのぉ〜・・・ と云う、印象でありました。

然し、ここのところの法蓮は
チェックパッドで、"みんなの悟り帳"と共に、一般公開中の
"法蓮の睡眠時間"をご覧戴ければ、一目瞭然のごとく
大抵、寝るのが明け方ですので、先の"一日の終り"ではなくなり申し
苦もなく続けておったんです。 ・・が、既述の如くの為体な有様。


怠りし心を入れ替え、先ほど勤行を修しました。
渾身の祈り、心のこもったご供養、仏とひとつとなれた感、入我我入。
およそ、早口の読経でも普段は一時間半は充分かかる朝の勤行。
そのため、大抵は二座に分けて修しておりました。

能う考えたらそんなモン。
発心したころは、お経や次第を分けるとか、増して端折るとか
するモンやないでっちゅうどころか、そもそも考えもしまへんでした。
それが慣れてきたらこんなモンですわ。人間ホンマ都合ええっちゅうかね。

段々、我がに都合ええように要領かまして行きよる生きモンなんですわ。
樂に樂に少しでも樂にしよう、早ぉ早ぉ少しでも早ぉ終わらそうとしてね。
二分割どころか、たまに三分割四分割。途中でタバコ吸うわ、ナンか呑むわ
関係ないことやり出すわ、終いにゃ丸ごと端折りよる、挙句に寝よる。
どぉおおしょぉおおおおもないでんな〜ホッ・・・・・ンマ。


然し先ほど、一寸の休息なくして連続で一気に修しました。
然も先のは、昨夜のサボり分をも加えた、戒めの勤行であるからして
通常、朝行においては唱えない、弥陀讃。そして、聖天さまのご真言。

サボった分を足して、一気に二千遍。
聖天さまへのご真言はかつて、生駒山聖天において
連続一万遍を勤行に加え修したので、二千遍など大したことおまへん。

十一時に始めて、終わってみれば十二時四十四分。
やはり、イロイロ足した分、連続でも一時間半以上要しましたな。


終始、扇風機も付けず、したたる汗も一切拭わず、
ただただ、ひたすらに仏達と一心に一体となり申しました。
終わったその瞬間、見事なまでのタイミングで、和室の窓から
爽やかな風が舞い込み申した。そらもぉー気持ちええ風がです。

悟りの嵐に晒された、あの日を思い出しました。
ささささぁ〜・・と云う音と共に、私の身体の中の仏が再び目覚めました。

「コレや、コレコレ! 是やがな!!」
これこそ、正に仏の風。悟りの道に吹く風。


近頃、勤行中に能う居眠りしとったんは、
睡眠不足のせいでも、増して疲れとるせいでも何でもありまへんでした。
単なる、精進不足。単なる、怠り。単なる、甘え慢心。


っちゅうことで・・・
本日、只今を以って、再び法蓮は五穀を断ちまする。
精進不足への懲罰でんな。まー云うたら。気合入れ直しまっさ。
また、後日にでもご報告さしあげますんでね。

ほな さいなら。

感謝合掌
法蓮 百億拝