虚空蔵求聞持法もようやく九十万遍。いやぁ〜今回は長かった〜。
いつものようにデータは次の通りである。前回八十万遍が12月の13日。
それから116日。ただの偶然だが、前々回の七十万遍は8月19日から同じ116日目。

あら・・長かったように思えたので冒頭そう書いたが、計算したら全く同じペースだったのね。(笑

従って一日平均も、過去記事からコピペして862遍。
自分が虚空蔵求聞持法を始めた初日、2007年7月23日からは、トータル626日間で1437遍/一日平均。

・・ふぇえ〜もうこれこれ、一年半以上もやってんの?
本来ならば、道場に山籠してぶっ続けで五十日ないし百日の行という。
一日一万遍ないし、二万遍。自分のチンタラペースではとても行とはいえんわい。

うっ?・・しかも、初日からだと一日平均が落ちている。前回は1571遍だった。
ってことは、それ以前と比べてやはりペースが落ちている=サボってるという証拠ですわ。
まぁしかし、悲観せず、せっかくここまで来たんやしぃ。泣いても笑ってもあと十万遍。
何とか二年を迎える前に、見事結願満行日を目指して、とにかく頑張りまーす。


090409_1850~0001そうそう、聖天さまのご縁を頂いた芦屋の知己より、突然プレゼントを頂戴した。行者日誌―虚空蔵求聞持法 (1985年)という、本である。
著者は『古梶 英明』。師は1981年(昭和56年)に、広島―宮島の総本坊、大聖院(正式名称は喜山水精寺大聖院。霊峰・弥山の麓にある真言宗御室派の大本山)その弥山(中国の須弥山=しゅみせん に似ていると云われる)の頂上にある、虚空蔵菩薩を本尊とする秘密練行場、求聞持道場にて虚空蔵求聞持法を五十日で満行された。
二年後の弘法大師御入定1150年御遠忌の1983年に、真言宗大覚寺派 桔梗山 三明院(さんみょういん)を開山され現住職をされている。らしい。

この本を戴くまで、師のことは全然知らなかった。というより、真言宗御室派の大本山って・・?この霊峰・弥山、大同元年(806年)に、弘法大師空海が三鬼大権現を勧請し開基したそうな。・・え?チョッと待ってや。そやの?お大師さんが虚空蔵求聞持法を修行されたのは、阿波の大龍嶽(たいりょうのだけ)と、土佐の室戸岬のいずれも四国の二箇所だと思っていた。それが広島の宮島?厳島神社のある?海に浮かぶ大鳥居の?世界遺産の?シツコイ?(笑

お大師さん、いつの間に広島くんだりまで行ってはったん? 第一やね〜、806年ちゅうたら、お大師さんが唐から帰ってきたばっかりの年やん。しかも10月。それから入京したのが三年後の809年。それまでは大宰府・観世音寺に滞在されたとされるが定かではない。ひょっとすると、この間にまたウロウロ山岳修行していたのか?
宮島や厳島神社は元々観光では訪れたかった場所である。お大師さんとこうも由縁があるのなら、増してや求聞持道場があるやら、山岳信仰の修行場だと聞けば是非とも訪れたいものだ。


 とか何とか誤魔化しながらゴチャゴチャと、すっ呆けて書いているが、実はこれを戴いたおかげで、この度の九十万遍が達成できたと云っていい。本当は八十八万遍あたりから、あと二万遍がなっかなか覚束なかった。
過去に一晩で詰めきった事例もあって、たった二万遍や、徹マン(徹夜でマントラ)やれば、んなモンあっちゅうまじゃい!と高を括り、何度かトライしたが、別のことを始めたりぃの、寝たりぃので全然進まなかった。それが御本を戴いて、こりゃやらなあかん!ちゅう気になって一気にやってしもうた。

そやから今回の達成のホンマ、芦屋のテルさんのおかげです。いつもおおきに。
有難う御座いました。感謝合掌