また新たに、待乳山聖天さまの尊いご功徳に
ご縁を結ばれたと先日、或る方からメッセージ欄に投稿があった。
大変喜ばしい限りである。なぜこれほどまでにこんなことが嬉しいのか・・。

聖天さまを信心する中で、何が一番大切なのか?
「ご縁をいただいておることを、喜ぶこと」そう、故・松本実道師もおっしゃる。
(真言律宗管長、西大寺第六十九代長老 生駒聖天宝山寺前山主)
元より聖天さまは、大聖歓喜天と申される。歓喜とは喜びの絶頂のこと。
みなさん、ご縁を大切に。ご縁を有難く喜びましょう。
ご縁を喜ぶ大切さが分かれば、自ずと尊いご利益を独り占めせず
一人でも多くの方々に、ご縁を繋いでいくことも大切だと分かるでしょう。

また聖天和讃にも、こうあります。
「二世(にせ)の悉地を成就し、ひとたび唱(しょう)を縁として
龍華(りゅうげ)の会場(にわ)に値遇(ちぐう)せん」

一度、聖天さまと縁を結ばれたら、この世だけに限らず
あの世に逝ってまでも、なお守護して下さる。二世に渡り願いを叶えて下さる。
これを縁として、ご真言を唱えつつ、弥勒経の龍華三会(りゅうげさんえ)
―五十六億七千万年後に、またみんなでお会いしましょう。

・・・これって、すごい約束でっしゃろ?
お釈迦さんが涅槃に入られて、弥勒菩薩がこの世を救済される
五十六億七千万年後!に、また会いましょうって(笑

まぁそんな意味を読み解いて行けばいくほどに、回想すればするほどに
つくづく聖天さまを通じ、我々ご縁をいただいた方々とは、深く深く結ばれてる
いるのだなぁ〜と思う。以前の生活からは想像も付かないが、
これこそが聖天さまの摩訶不思議なご功徳そのものなのかも知れない。


さて、ご縁があったといえばこの方。
このブログを通じて知り合い、さらに聖天さまとのご縁を結ばれ
今では人生の伴侶とも呼べよう。

彼のことは何度かこのブログでもご紹介しているが
埼玉県在住で、某一流企業の部長さんであり、マジシャンでもある。
柔道かアメフト選手のような、非常にガタイの良い体格をされているが
屈託のない明るい穏やかな方で、多才な魅力の持ち主でもしらっしゃる。

そんな彼が今回、4月19日(日)に待乳山聖天さまで執り行われる
安全祈祷会法要のあと、特別イベントとしてマジックショーを行なう。
勿論無料なので是非、ご都合の会う方はご観覧いただきたい。
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右の画像は、待乳山聖天さまで毎月発行される
「いちょう」No.196に掲載されイベントが紹介されている。
下はポスター。度々コメントにも登場して下さる彼のタレントぶりには脱帽。

是非みなさん、お誘い合せの上、お出かけ下さい。
きっとサインにも気軽に応じてくれます(笑。


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さて、今度は〜我家のお供え〜について。
右は聖天さまへのお供えとお食事。090331_0636~0001聖天さまには専用の、水玉(お水を入れる)、瓶子(平次へいし)=お酒の徳利、白皿(ご飯を載せる)を用いる。お皿には海苔を敷いてご飯を載せてあるので分かり難いが、いずれも聖天さまのシンボリックステイタス、お大根と巾着の絵が描かれているもの。         
とはいえ、そんなものわざわざ用意すれう必要はない。我が家でも、手前にあるお茶を入れた湯のみは元々家にあったもの。ただ、気を付けるべきは専用のモノとして、出来れば未使用の物を用意し、お下げしたあとも聖天さまの使う食器類には直接口は付けないこと。

自分はお下がりは、捨てずに有難く頂くべきものだと考えているので、お茶もご飯も頂くが、その場合は自分のお茶碗や湯飲みに移してから頂いている。

よく見えないが、下の敷物は義母に習って、御守を自分でミシンで作ったときに余った布切れで作ったもの。基本的に不器用で無精者だが、必要ならば器用にもマメにもなる。


090331_0638~0001こちらは、仏前のお供え。左から水子供養の粉ミルクを溶いたもの、真ん中がおかず。朝は梅干と海苔。夜はその日のおかずか納豆。必然的に毎日、お下がりの納豆と粉ミルクを食しているので健康的にもバッチリ。


090401_1038~0001毎月、1日と15日はいつもの朝より忙しい。家中の神具を集めて、酒や塩と榊を取り替える。瓶子だけでも神棚に二つ、聖天さま、龍神さま、大黒さま、三宝荒神さまと六個ある。供物も神棚、聖天さま、仏壇、大黒さま、水子たちへと、沢山のお菓子や果物を買って供える。だから、毎月、2日と16日はリビングに、お下げしたお菓子が一旦、溢れるが、その内に来客者や娘がドンドン摘んであっと云う間に減っていく。因みに聖天さまのお酒だけは毎日交換している。

自分は日本酒なら超辛口が好きだが、聖天さまは甘口がお好き。わざわざ甘口を選んで買っている。この辺がやはり中心仏としての差別化。

ひときわ大きな瓶子は玄関西窓に祀る、龍神さまのもの。水も同様に、龍神さまはたっぷりとお召しになられるのでケチケチせず。

右に見えるラーメン鉢は、酒を集めるために用意する。全て空けるとこれが一杯になる。塩と米は手前のお椀に集め混ぜる。これらを玄関外の北西の欠けになっている我が家でいう鬼門へ撒く。


090401_1039~0001灯明立ても随分と汚れている。榊立てと一緒に漂白剤に付けて磨けば、ホレ!この通りピッカピカ☆

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〜編集後記〜
水行は相変わらず続けている。
二月中旬ぐらいまでは毎日連続でやってた。それからはたまに気が向いたら。
随分と春めいて・・ってか、もう今日から四月か。しかし、午前五時の群馬の
水道水は決してぬるくはない。あんまりサボってインターバルを設けると
頭が割れそうになるくらい冷たい。しかし、戒めるにはこれが一番かも。


今月もまた、みなさんにとっても穏やかで心豊かな
毎日が過ごせますように。我人ともに神仏のご加護の賜れんことを。


感謝合掌
法蓮 百拝